老眼鏡破壊王 |
とある映画のお手伝いで夜の木更津駅。
撮影部隊との集合場所は駅じゃなかったんだけど迷っちゃったからひとまず現在位置を確認しよう……って、えーーっ!? 地図が見えない。ぼやけてる。かすんでる。かすみ目。霞目駐屯地。レギオン襲来。
と思ったら目がかすんでたわけではなく老眼の始まりだった。
でも常時老眼鏡を持ち歩くようになったのはここ4、5年かな。
DULTONってとこの1300円くらいのを「いいじゃんその老眼鏡」って使ってるんだけどこれがしょっちゅう壊れるので、会社用・外出用・控え用と常時3個体制でレギオンの襲来に備えている。
壊れ方はいつも同じ。
メガネのメガネたる部分。なんつの?と、耳にかける部分。なんつの?を留めているネジが取れて外れる。
そのネジがもっのすっげーちっちゃいもんだから見つからなくて修復出来ずに捨てるたび、もっと大事に使いたいんだけどなあと思う。
今回の外出用は壊れるのが早かった。
会社用のやつはガタガタしてるけど1年以上持ってる。
外出用はほとんど撮影用と言ってもいいくらいだからかけてる時間でいえば圧倒的に会社用のほうが長いのに……ってこれはもしかしてというか間違いなく、バイクで移動してる時の振動が積み重なっての結果なんじゃないかと。
革ジャンがボロボロになったから修理しようってタイミングで発見したんだけど、革ジャンの袖は左より右のほうが傷んでいく。
それはアクセルが積み重なって、風が吹き重なっての結果だと俺は思っていて、自然の摂理というか、気が遠くなるくらいの年月をかけてカタチが変わってきた岩とか石みたいな感じでロマンなのよね。
でも老眼鏡はロマンなくていいからもうちょい長持ちしてほしいのよね。