小谷 渉 & YAMAHA XSR900(2018.06.22/TOKYO) |
Q1:バイクに乗ろうと思ったキッカケっていうか、影響受けたモノは?
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
高校に上がった頃、中学時代の先輩がマグナ250で毎朝近所を通っていてそれがスゴくカッコ良かった。
あとは誕生日が早い同じ学年のやつらがDio ZXあたりを拾ってきてイジり出したり、モンキーやDT50を半ヘルで気軽に転がしてるのを、3月生まれの僕はカッコいいと思いながらもなんとない劣等感でもって見ていたような。
服飾へ進んだのもそういうコンプレックスとかの裏返しみたいなものですが、周りに追いついて「俺もカッコ良くなりたい!」という気持ちが非常に強かった。
16歳になるのが一番遅かった分、年令を偽りながらバイトしてお金貯めて、最初のバイク、エイプ50を買いました。
よく授業中、ノートの端っこに「スカチューンにして〜、こんな感じにカスタムして〜」みたいなイラスト描いてたなあ。
周りの親族や映画、音楽などからの影響はほとんどありませんが、マンガ・アニメのGTOに出てくるスカチューンのTWには影響受けたかもしれません。
★ 2 ★
バイクに乗りはじめて間もない高3の時。
バイトしまくってゴリゴリなボバースタイルのドラッグスター400を手に入れた。
と同時に人生初めての彼女が出来て最初のデートで2ケツしました。
女の子の手すらロクに握ったことがないくらいのヤツが、後ろから抱きつかれた密着体勢で出かけるわけです。
もう心臓ドキドキで浮かれまくり。
「よっしゃぁぁぁあ!!!!」
心の中で叫んでましたね。
どこ行ったかなんてまったく覚えてません。
★ 3 ★
人生初の彼女が出来て浮かれまくりなアメリカン乗りだった頃、バイクデートが恒例化して冬の寒い日に走っていたら、突然物凄い土砂降りに。
2人ともキンキンに凍えたけど雨宿り出来そうな建物もコンビニも何もなかったので走り続けて……バイク乗って初めて死を感じました。
20代前半から紆余曲折あり、バイクに乗れない時期が5年くらいありましたが、東京に出てきてマトモな暮らしが出来始めて我慢し切れず、胡散臭いXLR250のカスタムを買いました。
「もっと自分色に染めよう」と思い立ち、シート・前後フェンダーを手縫いしたソフトヌメ革に変えましたが、最初の梅雨にカビて朽ちました。
それに胡散臭い寄せ集めパーツ仕様だったのでエンジンが掛からないことがよくあり、カドヤに入ってバイク通勤になった途端、半年経たずにエンジン不動になり手放しました。押しがけは上手くなったけど。
カドヤに入って一度撮影車両で立ちゴケしたことがあります。
1人自走で満載の荷物を持って行き、カメラマンもやって一日の撮影を終えて戻ってくる時、立ち寄ったガソスタで足に力が入らず……ガチャン。
完全に魂抜けました
それ以来、人のバイクに乗るのは会社のバイクでも抵抗があります。
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小谷君が仲間たちとオッぱじめたイベント『NEUTRAL』は、雨に見舞われた初回を乗り越えて続いていく。つか続けちゃえば〜(←無責任)
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