長久保 謙介 & YAMAHA SR500(2017.01.29) |

Q1:バイクに乗ろうと思ったキッカケっていうか、影響受けたモノは?
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
高1の夏に颯爽とカブで現れた友達。
もともとボーイスカウトをやっていたり、映画『グーニーズ』や『インディ・ジョーンズ』、椎名 誠の『あやしい探検隊』シリーズが好きだったこともあり、漠然と「冒険」や「旅」に対する憧れがありました。
小・中学校と自転車であちこち走り回ってましたが、「もっと遠くに行けないかなー」と思ってた高1の夏、友達がカスタムされたカブで現れて「うわ!! これだ!!」と衝撃を受けたのがキッカケでバイクに興味を持ちました。
その後、16歳の誕生日に原付免許を取って、すぐにベスパを買いました。
初めてキックでエンジンをかけて走り出した瞬間、一気に世界が広がった感動は今でも忘れられません。
★ 2 ★
気分が乗らない日も、走り出した途端に「やっぱしバイク最高!」って気持ちになります。
一番好きなのは前後左右どこを見ても自分一人だけになった時。
深夜で誰もいない、景色も見えない真っ暗な磐越道を走っていて、日の出とともに綺麗な山並みが見えてきた時、遥か遠い異国に着いたような気がして「ワーッ!」と叫んでました。
★ 3 ★
初めてバイクを買った日の夜、同級生の女の子に自慢しに行って、目の前でエンジンかけようとキックしたらギアが入っちゃって電柱に突っ込み、速攻でボロボロにしたこと。
友達とツーリング中、渋滞でバカ話に熱中しすぎて横向いたままクルマに追突したこと。
脇道から飛び出してきたクルマを避けて派手にコケた時、出てきたドライバーの第一声が「勘弁して」だったこと。
こっちはケガして満身創痍なのに、自分の都合優先な発言で「こんな大人にはなりたくない」と思いました。
それ以来、もし自分が加害者になってしまった場合の対応や救助方法をしっかりイメトレしてます。
★ ★ ★
長久保君とはデイリーヤマザキで待ち合わせた。
デリヤマってそんなにたくさんないじゃん。
デリヤマってふと略して、言うのかこれ?……って思って検索したら言うみたいだけど「ウチから一番近いのとこだっけ?」って感じだし。
当然ながらデリヤマと言えばパンなのだろう。
セブンイレブンだとワンピースだスターウォーズだおでんだ恵方巻だバレンタインだってしょっちゅう入れ替わる、横型のノボリっつーか垂れ幕っつーかフラッグみたいなの、あんじゃん。
あれに相当するものが入り口の前に1枚ぶら下がっていた。
おおーっ!……って声を上げるほどじゃないけど、2月からヤマザキ春のパンまつりが始まるんだね。
ヤマザキ春のパンまつりに向けて「今年こそはっ!」と気合いを入れる。構える。会社を休む。って人には会ったことがないんだけど、スゴくないすか、ヤマザキ春のパンまつりって。
だって誰でも知ってるでしょこのまつり。
調べたら第1回の開催は1981年で、デビュー時の「春の食パンまつり」から回を重ねてタイトルを変えつつ今に至っているとのこと。
でもって長久保君を待ちながら駐車場でダラダラしていたら「店内でパンを焼いています」的な貼り紙に気がついた。
デリヤマってお店の中でパン焼いてんだ!
どうりでさっき外のゴミ箱の袋を入れ替えに出てきた店員さんがレジの人っぽくない白い服に白い帽子だったなあ、と思ってたら長久保君が来た。
さみーねー。
お休みのところすんませんね〜。
缶コーヒー買ってくるから待っててね〜。←パンを買えよパンを。
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