本田 愛 & Harley-Davidson XL883R(2016.10.02) |
Q1:バイクに乗ろうと思ったキッカケっていうか、影響受けたモノは?
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
小さい頃、PUFFYが好きで、亜美ちゃんがバイクに乗っていると知り、バイクへの憧れを持ちました。
18歳の時、「バイクに乗りたい」と母に言ってみましたが猛反対され、それから乗るキッカケや勇気もなく時が過ぎていきました。
ある日、たまたま入ったお洋服屋さんにお勤めしていた方(加藤 龍さん)がお店の前にバイクを停めていました。
しかも乗りたかったハーレー。
何度か龍さんと話しているうちに「私も乗りたい」とまた思うようになり、免許を取りに行きました。
★ 2 ★
バイクを通していろんな人と出会えたことです。
話すのが苦手な自分でも、バイクで同じ道を走って気持ち良かったと共感できた時に、その人との距離が少し縮まったかなと感じられて、「バイクって最高!」って思います。
★ 3 ★
納車日に立ちゴケ&ガス欠したこと。
スゴい好きだった人と行ったツーリングで派手に転んだこと。
我慢して大丈夫と言っていましたが、後日レントゲンを撮ったらアバラが折れていました。
何してても痛いし、その人にはフラれるしで最悪でした。
★ ★ ★
カメラバッグのポケットにはちっちゃいメモ帳を入れている。
取材の時はICレコーダー(1年前まではテレコ)だし、何か書き写したいものがあったらカメラで撮っちゃえばいいしであまり活躍しない。
最古のメモにはブログを始めた頃に出会ったナイスガイの名前が残っているので7年は使っていることになる。
「雑誌が出来たら送りますから」つって書いてもらった住所や、「UFO ①石戸 ②キドグチ」「オートバイ ①ウラベ ②ナカモト」「修理 ①スズキ ②マヤ」といった今となっては解読不能な殴り書き、取材後に書いてもらった帰り道の地図。
そのメモ帳が残り1ページになっていた。
愛ちゃんを待ちながら、ふと頭に浮かんだひとことを書き込んだ。
誰もいない、誰も来ないような場所にいる理由が俺にはある(岩沼工業団地にて)
イメージはサントリーウイスキーのCMだった。
でもサントリーの場合、この誰も来ないような場所はチョモランマのトイメンにある8000メートル級の山の切り立った崖の上で、登場人物は奇跡的に気象条件が揃わないと一年に一回見られるかどうかっていう朝陽に照らされるチョモランマの頂上の写真を10数年に渡って撮りにきている山岳カメラマンとかだよな、ヒゲ生やした感じの。
でも俺は、愛ちゃんと待ち合わせたコンビニに日陰がないから工場地帯をウロウロして唯一見つけた工場の日陰でコーラ飲んでるだけである。
メモ帳、長い間ありがとう。
ハーレーっぽい音が聞こえたので日陰からコンビニに向かう。
駐車場の片隅に黒いバイクが停まっている。
愛ちゃん、ザス!
と、声を掛けたら「愛と書いてめぐみです!」と、すかさず、割と強めに言い返されてしまった。
嘘〜っ!
愛と書いて「めぐみ」とは。
わー。
愛ちゃんとはFacebookでヤリトリしてたんだけど、俺はザスの後に「サーッ!」(福原 愛)を入れるという小技をしつこく駆使していたのだ。
わー。
サーサー書かれて、あ、このオッサンあたしの名前「あい」だと思ってやがる。めぐみだよっ!
って思ってたよなー絶対。
すんません。
愛ちゃんは5人兄弟の末っ子だった。
末っ子感あるよね〜。
とか言っているとなぜか下世話な話になり、末っ子感を吹き飛ばす意外なエピソードを語り出す愛ちゃん。
お見合いぃぃぃ?
そして……(以下省略)
マジっすかー!
誰もいない、誰も来ないような場所にいる理由が俺にはあった。
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愛ちゃんは『022PERFORMANCE』 (http://www.022.co.jp/)でバイトしたりもしています。
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