二位 徳裕 & Harley-Davidson FXWG(2016.09.07) |
Q1:バイクに乗ろうと思ったキッカケっていうか、影響受けたモノは?
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
これよく考えるんですけどね、たぶん……いや絶対『仮面ライダー』でしょう。歩道橋をバイクで走りたかった。
ハーレーに関しては小学4年生の修学旅行、唐津の鏡山で、約300m先を走るFLHと思われるバイクの音にシビれて興味津々。UFO発見より衝撃的でした。
その後、何かの雑誌で手に入れた「アメリカのハーレー乗りの1日」みたいな記事をクリア下敷きに挟んでました。HA的な粗暴なバイカー軍団がチョッパーに乗って川へ行き、男も女も全裸で泳ぐという、小学生にはずいぶん刺激的な記事でした。
6年生の時には小関和夫さんのまともなハーレー本を毎日読みあさって、夢見てました。
OHV-Vツインの構造もこの頃覚えましたね。
★ 2 ★
毎日エンジンかかった瞬間にサイコーって言ってますが、日本の端まで行って、ちょっと壊れたくらいで帰ってきて、エンジンの火を落として、風呂に火が入った時ほどサイコーなことはないっすね。
俺、雨が多いので、ピーカンだったらそれだけで最高。
883の耐久レースで表彰台に乗った時。
島根で財布を落とし、カッパを着たところまで30kmほど戻ったら財布があったこと。バイクっつーか島根最高!
★ 3 ★
まだガレージを持ってない頃の冬。
エンジンのオーバーホール中、穴という穴にパーツクリーナーを突っ込んで豪快に発射しまくってたら、隣に置いていたストーブにかかって引火。
綺麗な青い炎に包まれたエンジンが愛おしくなって抱きしめたらヒゲがチリチリになり、「アチッ!」と拭ったらヒゲがなくなった。
晴天の多摩川246で信号待ちをしていたら後ろから突かれてひっくり返された。
ボコってやろうと振り向くと相手はフルサイズのコンクリートミキサー車だったので、死んだフリをして病院に担ぎ込まれた。
看護婦がたくさん集まってなんかいい雰囲気だったんだけど、同じ病院に嫁が妊婦検診に来ていてメチャ怒られた。ミキサー車より重圧だった(膝の皿を粉砕骨折=ハーレーの頭金になったのである意味最高)
883レースで整備不良により鎖骨骨折。
若気の至りでオートバイがクルマの屋根に停車。
網走刑務所を見に行ったらブレーキホースが切れて旭川までその状態。
真冬に橋の下でキャンプして起きたらあたり一面雪景色。
大雨による漏電でレギュレーターが飛び、西湘バイパスを結構押した。
でも通りかかった寿司屋からもらったAC電源コードで仲間のバイクとつなぎ、15分充電したら、5分くらい走ってなんとか帰って来れたので仲間の大事さを知った……これも最悪な話ではないですね。
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二位さんちの最寄り駅とウチとは6、7キロしか離れていない。
川崎の田舎は晴れてても、ほらね。川を渡った東京は雨なんですよ。
ってな心配がない。
この日の予報は朝っぱらから午後3時まで雨だったけど、昼前から空が明るくなってきたので撮影しちゃうことにした。
二位さんは下北沢CLUB Queの店長さんだ。
下北沢は川崎の田舎からでも割と気楽に行ける街だけど、前にQueに行ったのいつだっけ? 誰の時だっけ?……と、思い出せないくらい行ってないことが判明した。
つか俺には下北沢に行くと緊張のあまり道に迷うクセがあり、Queのつもりでたどり着いたら、あれ? ここ251じゃん。ということも数回あったので余計に記憶が混沌としているのだ。
いやしかし、ライヴハウスの店長か。
10年に1人の逸材!
ダイヤモンドの原石!
恐るべき十代!
ってたいがい言い方古いけど、そういう「コイツらはっっっっ!」みたいなバンドと出会えるかもしんないってのが楽しそうだよね。
あと毎晩耳がキンキンしてるよね。
毎晩打ち上げだよね。
毎晩居酒屋のハシゴだよね。
聞いたらやっぱり帰りは朝になるらしい。
でも二位さんは毎日バイク(CB750Fとか)で通っていて、打ち上げでずぶずぶになって電車で帰ってくることもあるんだろうけど通常は3時4時、新聞配達のカブが走り出す頃には帰宅しているそうだ。
Queでの20年も含めてライヴハウスで30年近い時間を過ごしてきた二位さん。
溝の口にQue作ってほしいなあ。
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二位さんのオモロい話はコチラでも読めます。
『二位徳裕のブログ』(http://ameblo.jp/naru-ney)
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