飯島 一樹 & HONDA CB550Four(2016.04.23) |

Q1:バイクに乗ろうと思ったキッカケっていうか、影響受けたモノは?
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
【親父】
二輪四輪問わず乗り物が好きで、自動車レースの世界でエンジニアとして働いていた。
小さい頃、富士スピードウェイのピットの中で遊んだことを覚えている。
【友達と先輩】
よくツルんでいる国産旧車乗りの友達、テル君。
カッコいい先輩達。旧車であってもブン回し、攻めてる姿にシビれた。
【爺ちゃん】
今は亡き爺ちゃん。
若い頃、当時2スト最大排気量だったヤマハYM1にまたがり、砂利道をカッ飛ばして汽車とレースをしていたという話をよく聞かされた。
★ 2 ★
すべてサイコー。
★ 3 ★
高校生の時、ピザ屋でバイト中に居眠りして車に追突。キャノピーが車に刺さってた。
これもまた高校生の時、味噌を買うためZZでスーパーに向かっていたところ、一時停止を無視したハイエースに跳ねられた。
目が覚めたらたくさんの人がいた。
★ ★ ★
クルマが10台くらい、かつバイク用のスペースもある駐車場の前で飯島君を待っていた。
駐車場は隣にあるラブホテル専用。
ラブホテルの駐車場って地下とか構内とかお忍びな感じだと思うんだけど、ここは出入りが丸見えで堂々たるもんである。
つか土曜日の昼間っからほぼ満車。
いいことだ。
黒いワンボックスが入ってきた。
なんか気まずい。
あと「全然見てませんよ」みたいな雰囲気を出すのが面倒くさい。向こうは見ちゃいないんだけど。
今度は帰りのカップルが赤いクルマに乗り込んだ。
すぐに出るのかと思ったらエンジンを掛けたまま5分くらい動かないのでまた気まずい。
だって駐車場の周りには俺しかいないんだもん。
ここでじっと座ってる必要があるのって浮気調査の探偵らいでしょ。いや探偵や異邦警察は柱の陰に隠れたりするから大丈夫か。何が大丈夫なのか。
するとツカツカとヒールの音を響かせながら、金髪でミニスカのお姉さんが通りかかった。
パッツンパッツンじゃん!
あ。
「全然見てませんよ」みたいな雰囲気が全然出てないな俺。
お!
爆音!
飯島君が来た。
飯島君は10代から革ジャンのことばかり考えて大きくなり、今も革ジャンのことばかり考えている革ジャン職人だ(https://www.facebook.com/Golden-Ratio-Mfg-Co-1454814994739572/?pnref=lhc)
工房はKTM山﨑さんの『SHAKEDOWN TRADING』(https://m.facebook.com/shakedoun/)の中にある。
山﨑さんを撮った日、お店に行ったけど飯島君はお休みだった。
ここで革ジャンが生まれるんかー。
天気がいい日の森の中みたいな暗さがいい雰囲気だった。
でもあれなんでしょ?
ぜーんぶ自分でやってるんでしょ?
1ヶ月にどれくらい出来るもんなの?
「2着くらいっすかね」
2着だけっ!?
それはなんとも……あ!
さっきの金髪!
撮影を始めると、この界隈を行き交うクルマはなぜかプリウスが多いことが分かった。
しゅーんって。
エコとエロのコラボレーションって。
飯島君の読みでは「なんかの送迎」
なるほど。
この街ではいろんなプロが活躍しているようである。
金髪のお姉さんがいなくなったと思ったら、網タイツにミニスカのお姉さんが現れた。
女王様!
俺はすぐにボタンを押して答えた。クイズ番組だったら。
当てずっぽうじゃないよ。
彼女が抱えてるバッグからムチの持つとこなのか叩くほうなのか、とにかくムチなフォルムの物体が見えてたからね。←全然見てる。
飯島君と2人で「ムチがっ!」つって笑っていると、また1人網タイツのお姉さんが通りかかって……やっぱりバッグからムチが!←見ようと思って見てる。
なんだこのバッグからのムチ出し率の高さは。
この街ではバッグに入れたムチをチョイ見せするのがトレンドなのか。
つか女王様って需要があるんですね。
★ ★ ★