五十嵐 剛 & kawasaki GPZ900R(2015.11.06) |

Q1:バイクに乗ろうと思ったキッカケっていうか、影響受けたモノは?
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
『バリバリ伝説』です。
秀吉が死んだ時はこの世の終わりかと思いました……。
大学生になったグンがNS400乗って校内レースでブッチぎったところが印象的でしょうか。
★ 2 ★
モタードの聖地・伊那サーキットで行われていた伊那カップで優勝した時。
帰路の中央高速は大雨だったんですが、疲れていて眠い中、大声で喜びを叫びながら帰りました。
あと、ツーリングでBCRのリーダーのケツに張り付いて二番手で走った時です!
★ 3 ★
2004年にバイクの事故で死にかけたこと。
3日間意識不明で首、肋骨全部、内臓破裂、骨盤脱臼骨折、両腕骨折、左腕開放粉砕骨折、左腕神経麻痺etc……で、復活まで1年半かかりました。
その2年後、1号線を沼津から箱根峠に上がってく時に200キロから振られ転けして全身ズル剥けになったこと。
★ ★ ★
土日関係なく仕事だったり、ある日は24時間勤務だったり、平日の昼間は超ピンポイントでしか時間が取れなかったりで五十嵐さんは相当忙しい。
金曜日の夜ならなんとか時間取れますよ。
ってことでフライデーナイト、五十嵐さんの住む街に向かった。
たまたま最近、その界隈のバイク屋さんにちょいちょい行っているので、撮るならあのへんがいいんじゃないかな〜的な目星はついていて、つまりは結構余裕で繰り出したんだけど、このでっかい交差点、昼間の顔と夜の顔が全然ちゃうやん。真っ暗やん。
改めて見ると、街の灯りがとても寂しいとこだった。
ほんじゃあっち。
お、いいじゃん、この工場前。
でも暗い。
昼間はきっと良さげなとこって夜は暗いんだなあ。
ほんじゃあっち。
工場前ほど暗くはないけど暗いは暗い。
でも後ろに街道走ってるし、抜けもいいし、街灯の真下ならいけるだろう。
おし!
五十嵐さんに電話だ!
でも歩き回って腹減ったから牛丼だ。
牛丼後、五十嵐さんに電話をかけようと携帯を見たら、FBにメッセージが入っていた。
「ウチの会社の倉庫なら投光器がありますが、どうですか?」
行くっす!
しつこくロケハンして「ここぞ!」という場所を見つけて牛丼食ったばっかだけど即答してしまった。
倉庫って響きに弱いのよね〜。
倉庫はファンタジーだから。
倉庫臭〜(杏調)
10分後、吉野家の近くまで五十嵐さんが迎えに来てくれた。
水道関係って言えばいいのだろうか。
水道屋さんとはちょっと違う感じで、五十嵐さんは街の水道トラブルつか事故っつか……水道管が破裂して道路に噴水が吹き上がって大変だ!……といった緊急事態に駆けつけて収拾する係だった(not 暮らし安心クラシアン)
そりゃ不規則だし、24時間態勢にもなるよなあ。
水は大切だから。
水は守らないと。
ということは、五十嵐さんの会社の倉庫は水道関係の……思いつかない。
何が置いてあるのか全然想像できない。
でもいいや。
余計に夢が広がった。
私を倉庫に連れてって。
ゴ……ゴゴゴゴゴ。
分厚い鉄のトビラの向こうに倉庫が現れた。
おーーーっ!
緊急漏水修理工事車輛!
アンドンじゃないけど、キャブ上のウロコステンが貼ってあるとこに威風堂々、誇らしげな文字が輝く4台のトラックが並んでいる。
4台ともボディは水色だ。
水道関係なだけに。
この水色のトラックで現場に駆けつけるんだ!
『カミオン』の「我らアートカンパニー」または「道連れフォトストーリー」(一番好きな連載)で取材してほしいなあ。
そして奥に構えたプレハブ住宅がド硬派だった。
五十嵐さん達が24時間待機する最前線基地である。
チャラさゼロ。
冬、寒そうで、夏、暑そう。
伝統校の柔道部の部室みたいな感じもあって、男っぽいったらない。
街の水道を守ってくれてありがとう。
横浜の人達に代わって俺がお礼を言っておこう。
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撮影後(22時以降)は丸い巨大ハンバーグを食べにいったらしい五十嵐さんのブログはコチラです。
『ただ今迷走中、明日はどうする?』(http://blogs.yahoo.co.jp/t50arashi74)
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