中園 周作 & kawasaki ESTRELLA RS(2015.11.28) |

Q1:バイクに乗ろうと思ったキッカケっていうか、影響受けたモノは?
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
子どもの時に見たバイクに乗る夢
昔乗ったゲーセンのバイクのゲーム
映画『がんばれ!ベアーズ』のケリー・リーク
決定的だったのはBLANKEY JET CITY
★ 2 ★
走りながら気づいたら自ずと歌い出しちゃったりしてる時。
そういう気分にさせてくれること。
★ 3 ★
大した失敗はないです。
でも、イキがった運転してるクルマとかと遭遇するとシャクに触りますね。
車道だと人の内面の醜さが露骨に表れて、それが嫌です。
他人のこと言えないですけど……。
★ ★ ★
そのへんで中園君を待っていると、近くのマンションから家族連れが出てきた。
お父さんお母さんと着飾った娘ちゃん。
七五三的な。
よござんすな。
陽気もいいし。
楽しい思い出の一日ですな。
すると3人の後から、両肩にカメラを1台ずつぶら下げたカメラマンっぽい女の人が現れた。
EOSの新しいのでしょそれたぶん。
立派なカメラ。
プロですねあなたは。
彼女はすぐに家族を追い越し、俺の目の前に来てしゃがみ込んだと思ったら望遠レンズを「ずい」と3人に向けた。
七五三ファミリーに密着して、ハイ並んでみんなこっち見て笑って的な記念写真を押さえつつ、ドキュメンタリーチックな絵も撮って、20年後か30年後の結婚式で使って会場の涙と笑いを誘おうってことだろう。
シャッターチャンスをうかがっている女性カメラマンを見ながらギャラはいくらなんだろうと思い、雑誌版第2号で表紙を撮ってもらったシバエリさんを思い出していると撮影が始まった。
坂の下からアオリ気味でパシャコン。
1枚?
全然切らねーのな。
全神経を集中させての抜刀斎ばりなひと太刀。
さすがプロ。
まだまだ修行が足りないな(俺が)
4人がタクシーに乗って去っていくと、入れ替わりに中園君がやってきた。
22歳の大学生。
くっそー。
まぶしいぜ!
中園君は22歳なのにブランキーが好きだった。
22歳なのにブランキーが好きなことは、ムチャクチャいいことだ。
男女年齢関係なく、こうしてたまったまブランキーが好きな人と出会えることがあと何回あるかなあ。
わーい。
今からすっげー楽しみだ!
とか言ってたら、七五三ファミリーと遭遇する前、つまりロケハン中は、その1本だけにビルのガラス窓から反射した光が当たってて、ポンワ〜って柔らかい色になっててオモロい感じだった首都高の柱が太陽直撃でギンギンに真っ白くなっていた。
あーあー。
マッチロくなっちゃったよ〜。
さっきまでチョーいい感じだたのにー。
とは言葉に出さずに撮ったけど、つまりはまだまだ修行が足りないな(俺)
★ ★ ★