君はバイクに乗るだろう VOL.116 |
土曜日の京王線。
新宿でJRに乗り換えようと、我、まさに電車を降りんと欲す。
てな俺の前に孫と思われる男の子の手を引いたオバアちゃん……つってもよぼよぼ感ゼロの、どっちかっつったらオバちゃんがいた。
派手なカッコからして強気な感じのオバちゃんは孫と一緒にホームに降りた。
そんとき一瞬手が離れたんだな。
2人の間にちょっとスペースが出来た。
「アブいから!」
オバちゃんはそう言うと、こっちこっち的な感じで孫を手招き。
孫は無事オバちゃんと合流して歩き出した。
つか、アブいって!
いつから誰が言い出したかは分かんないけど、ムズいとかハズいとかよく聞くけどアブいって!
新鮮だったな。
レディース & ジェントルメン & ザス!
いつも。
ときどき。
今日初めて。
すべてひっくるめて、読んでいただきありがとうございます。
アブい土曜日。
とか言うの。(総合司会・坂下 浩康)
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