高橋 哲也 & Cleveland Cyclewerks Heist250(2014 0817) |
Q1:バイクに乗ろうと思ったキッカケっていうか、影響受けたモノは?
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
10代の頃にガソリンスタンドで働いていた時、ハルク・ホーガン並みのマッチョな外人が爆音とともにハーレーで給油に来ました。
今でもはっきり覚えていますね。
それに衝撃を受けて同僚に「あのバイク何?」と聞いたところ、「あれはハーレーだよ」と。
「俺も乗るわ!」とすぐに免許を取りに行きました。
BSAに乗っていた友人にも影響受けましたね。いつもロッカーズファッションでキメていて。
バイクに乗ってからブランキーの『PUNKY BAD HIP』の歌詞の意味がようやく解りました。
★ 2 ★
いつも乗っている時はサイコーですが、強いて言うなら風を感じながらの開放感。
カーブを抜けきる時にアクセルを開ける時……「なんかカッコいいな」って。
★ 3 ★
4速に入れた瞬間、クラッチワイヤーが切れてノッキング状態で停止した時は死ぬかと思いました。
あと故障して動かなくなった時に、カスタムしているという理由で何軒もバイク屋さんに断られて何kmもバイクを押して歩いた時。
15年振りにバイクに乗るようになったのですが、「なぜこんなに楽しいのにバイクを降りていたんだろう」と改めて思います。
★ ★ ★
真夏で曇ってて湿度ムンムンで、漢字にすると「蒸忍!」って感じの日の、そこそこの広さとそこそこの森がある公園のトイレっつーのは、宿ってるねえ。
ロケハンの途中で入った膀胱炎いや某公園のトイレ。
ギャギャギャギャギャギャギャギャギャ!
薄暗いその中は、どこに何匹隠れているのか分かんないんだけどセミの絶叫がフルボリュームで充満していた。
これぞ「耳をつんざく」ってやつである。
抜けないからこもってる。
俺の耳はつんざかれている。
MRIに入ってこれが鳴りっぱなしだったら気が狂うな。
にしても大のほう、ヤバそうだな。
俺は小をしながら昨日テレビでやってた『本当にあった怖い話』のポットン便所の話を思い出していた。
でも昨日のやつ、普通の人には見えないものが見える人の話がかぶってたよなあ。
つか普通の人には見えないものが見える人の話ってどうにでも作れるっつーか無敵すぎるっつーかX-MENだよね。
猪俣君(http://youwbike.exblog.jp/21301706/)に紹介してもらって高橋さんとヤリトリしていると、「250だけどいいんですか?」と聞かれ、車種も聞かずにケイオツと即答した。
でもって車種を聞かずに通して迎えた撮影日。
誰だチミは?
いや高橋さんじゃなくて高橋号。
なんすかこのバイク?
「クリーブランドサイクルワークスのヘイストって言います」
ヘイスト?
知らなかった。
オラ初めて見た。
でももしかして二輪雑誌界では知ってて当たり前なのか。
知らなきゃモグリ的な。
俺はモグリか。
否定せず。
といった流れは高橋さんにとってはいつものことらしい。
ちょろっとコンビニに停めて買い物をして出てくるとバイクの周りをウロウロしている人がいて、「これ、なんていうバイクですか?」なんてことは日常茶飯事。
そのたび高橋さんは「クリーブランドサイクルワークスのヘイストって言います」と答えているわけだが、今まで1人だけ、「これ、ヘイストですよね」とノッケから正解を叩きつけてきたタクシーの運転手さんがいるそうである。
それ、テッドさんじゃないかなあ。
と、一部にしか分からないオチで終わります。
★ ★ ★
▼9月末くらいまでは本屋さんに置いてあるのでひとつよろしくたのんます!▼