上田 大輔 & YAMAHA XS650SP(2013 1007) |

Q1:バイクに乗ろうと思ったキッカケっていうか、影響受けたモノは?
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
幼少の頃からバイクへの意識はすごく高かったと思います。
それが確実になったのはやはり地元の友達です。
先輩の影響もあり、高1の頃にはSRやスティードに乗っている友達も多くて。
SRチームはバリバリのロッカーズ。
ダブルのライダースにスタッズにピンズにワッペン。
DAVIDAのヘルメットかぶって、白いスカーフにエンジニアブーツ。
ホントにカッコ良くて憧れてました。
スティードの友達も完全にチョッパーでした。
フレーム伸ばして、塗装して、マスタングタンクが最高にカッコ良かったのを覚えています。
僕は親の猛烈な反対があったので乗れなかったけど、18歳で上京してすぐバイクの免許取りに行きました。
★ 2 ★
快晴の東名を走ってる時、目の前に富士山。
あれは感動した。
あと、どのバイクもそうだけど、納車ってドキドキしますよね。
★ 3 ★
バイク通勤NGだった前の職場にいた時。
いつも通り、黙ってバイク通勤してて、「そろそろブレーキもタイヤも限界だからメンテしなきゃな~」と思っていた矢先に滑って転倒。
右ひじ骨折。からのクビ宣告……。
結局、クビにはならなかったけど。
★ ★ ★
職業:アタッシュ・ド・プレス。
高校を卒業してから20年くらい会ってなかった親戚のジイちゃんの葬式で、これまた10年くらい会ってなかった親戚のオバちゃんに再会して、「あンれまあ大した立派になって〜。なんの仕事してんだ?」って聞かれたので胸を張り、「アタッシュ・ド・プレスだよ!」と答えても……。
「あんだって? どごの国だそら?」
「国じゃないよ。オラの仕事だ」
「ア……あんだって?」
「アタッシュ・ド……」
「アタッ……? とんでもねえ、あたしゃ神様だよ」
っつー感じで、まあ、一発で分かってもらえなさげなこの仕事。
俺もよく分かんないから「職業:アタッシュ・ド・プレス」のダイスケ君に聞いたところを要約すると、アタッシュ・ド・プレスはフランスで生まれた職業で、上がる土俵はファッション業界です。
アパレルブランドから新商品が出ました。
出たらそのコンセプトとかイメージを含めたカッコ良さがこの世の中に一番伝わるであろう露出方法、例えばどういう芸風のファッション雑誌だったらより映えるかとかを考えます。
考えたら人脈を駆使してメディアにアプローチをかけます。
「いやいやいやいや。さたごぶで。どーっすか調子は。このコート、スゴい気合い入ってるんですよ。秀作ですね。いい。推してます。モテます。効きます。ついては12月売り号で紹介してもらえませんでしょうか。なぬ? 次号は冬の殺し屋コート特集!? そらもう是非で!」(セリフは想像)
つー感じで晴れて渾身の1着が誌面を飾り、それを見た読者ちゃんから「オラ、これ欲しい」という声が殺到してブランドはてんてこ舞い、在庫ゼロ、追加発注、飛ぶように売れる(ベンジー調)、完売御礼ありがとーっ!
とまあ、簡単に言っちゃうとそんな感じ。
簡単に言えてないけど。
ダイスケ君(http://www.dove-works.com/)はそんな世界で頑張っているんですよ親戚のオバちゃん!
いやしかし。
俺も誰かにアタッシュ・ドしてもらったほうがいいのかもしれんとか思う今日この頃なのでした
。(セーラー服と機関銃調)
★ ★ ★