荒 憲之 & SUZUKI GSX1100S KATANA(2012 1128) |

Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
バイクにはまったく興味がなく、乗っている人を見ても「遠くに行けるから乗ってるんだろう」程度にしか思っていなかったんですが、乗ったら面白くて、すぐにレースを始めて今まで続けてきちゃいました。
バイクに乗り出してから影響を受けた先輩がいて、田舎のカートコースで一緒によく練習してたんです。
雨が降ってくるとみんな走るの止めちゃうんですけど、その先輩だけは平気で走り続けてた。
全コーナーをドリフトして曲がっていくんですよ。
それを見てから、理屈は分からないけど自分にも何か出来そうな気がして相当練習しました。
その理屈が分かったのは最近ですけどね。
先輩はその後、全日本のGP125で頑張ってました。
★ 2 ★
毎回最高なんですよ。
さらに最高なことが待ってそうな気がします。
なので最高はこれからですね。
★ 3 ★
19歳の時、なんでもない峠道でガードレールにぶつかって骨折して入院したこと。
2人乗りでウイリーしてたら前からセンター割ってきたクルマが突っ込んできて、フロントブレーキ掛けすぎて転んで骨折したこと。
★ ★ ★
荒君は『altair motorcycles』(http://www.altair-moto.com/)でメカニックをしている。
カタナは街乗り用でもあり、テイスト・オブ・筑波用のレーサーでもある。
荒君みたいに1台のバイクで街乗りもレースもって人は少なくなったらしい。
1台のカタナ。
一本の刀。
と言えば先日、ダイチ君(http://youwbike.exblog.jp/17969807/)が装飾仕事をした映画『るろうに剣心』を借りて観た。
これは映画館でも観たのだが、映画を観るまで、つか映画の途中まで、俺はずっと「るろう」って言葉があって、剣心って名前の人が物語の中で成長して「るろう」的になっていって、「あ〜、あの人、るろうだよね〜」って言われるようになるのだろう。と思っていた。
でも違った。
「るろうに」は「流浪人」って意味だった。
それはともかく改めて観てみたら俺の心の剣豪ランキングが微妙に揺れ出した。
剣心は相当強い。
もしかしたら1位の座頭市(勝新)、2位の拝 一刀(子連れ狼=北欣←言わない)も殺られるかもしれない。
構えて向かい合っての一太刀勝負なら市と一刀の勝ちだと思うけど、それが決まらず、カキンカキン打ち合って、お互いの顔ギリギリまで刃を押し付け合って「むむむぅ〜」とか言った後に2人してタッタッタッタッて並走して斬り合う展開になったら市と一刀は剣心のスピードに叶わないかもしれない。
でもやっぱり座頭市に勝ってほしい。
行けーーっ! 勝新ッ!!
筑波で戦う荒君を見たら、たぶんそんな気分になるような気がする。
★ ★ ★