荒川 雅樹 & TRIUMPH Small Unit(2012 1216) |
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
小学生の時、結構なスピードで東名を走ってた親のクルマをフルカウルのバイクが余裕な感じでブチ抜いていった瞬間、「バイクってヤベェ! 俺もこんなのに乗ってみたい‼ 」て思ったんです。
★ 2 ★
高校の仲間達と初めて静岡にツーリングに行った時。
全然大したことない距離だったんですけど、帰り道、夕陽に照らされてる海や友達を見て心の中で思いっ切り叫んでました。
★ 3 ★
自分の運転のせいでバイクを壊した時。
★ ★ ★
街角でナイスガイを待っているといろんなものが目に入る。
246や甲州街道とかの大街道沿いの場合は道行くバイクやクルマをボ~ッと眺め、街中だったら通行人を観察する。
都内某所の街中で荒川君を待っていたこの日は、道を1本隔てた向かいにある、一角にちっちゃい噴水的なものがあって水が常時ちょろちょろ流れている小ギレイなビルの入り口で仁王立ちしている黒人セキュリティにピンポイントで照準を絞った。
真っ昼間から屈強な黒人セキュリティが入り口で待ち構えているということは、屈強な黒人セキュリティじゃないと太刀打ちできないような緊急事態が真っ昼間から発生する可能性を示唆している。
つか街の雰囲気からするとすっげー違和感。
黒人セキュリティに加えて日本人のオジさん警備員もしつこく巡回している。
何をそんなに厳重警戒する必要があるのか。
ルパンに狙われそうな巨大宝石でも置いてんのか。
チラ見する。
はーん。
あそこから入って2階に上がると結婚式場的な感じになってるのか。
の割には入り口横にご両家の名前を書いた看板がない。
ベタな感じじゃなくてシャレオツなセンを狙ってるのか。
他とはちょっと違う的な演出効果も込みでの黒人セキュリティだったのか。
と、さらにチラ見しているとオジさん警備員が黒人セキュリティに近づいてなんか言った。
すると黒人セキュリティが「それはオマエ、自分でやれよ~」と言い返した。
なんだ。
用心棒的な演出の割に日本語上手いじゃん。
黒人セキュリティをちょっと見直したところで荒川君がやって来た。
低っ!
このハンドル、低すぎゃしないか荒川君!
でも荒川君はサラッと言う。
いいんだ。
これがいいんだ。
ここにたどり着いたんだ。
これは、深海で生きるためにこのような姿に進化していったのです的な荒川君仕様だったのか。
バイクだけでも十分衝撃的だったのだが、置き去り・山谷・カブ放浪……といったキーワードで展開する「ンなムチャな!」というネタだらけの荒川君の自叙伝も衝撃度100万点だったのでそのうちズームインしたい次第なのである。
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