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会えば挨拶するくらいで特に話し込んだことはないのだが、ウチの近所に顔は菅井きんで声は林家パー子、好きな女優はオードリー・ヘップバーンというオバちゃんがいる。
ロクに話もしたことないのになんでオバちゃんの好きな女優を知っているのか。
ある真っ昼間、どこからか大音量のクラシックが聴こえてきて、うっせ〜なあ、と思い、窓の外を見たらオバちゃんの家の2階の窓が全開になっていた。
クラシックはオバちゃんの部屋から流れている。
ベランダに出て手すりに布団を掛け、布団たたきで乱打しながら「うるせ〜! 出てけ!」と抗議する勇気はなかったのでひっそり撤収したのだが、全開の窓際にヘップバーンのポスターが見えたのである。
なるほど。
というかオバちゃんにはヘップバーンを超えたいという野望も心のどこかにあるらしく、ときどきプーケット島の沖の浅瀬に住んでいるウミウシみたいなカッコで闊歩している。
ある時は浅田真央がエキシビジョンで着るから許されるようなフリフリのワンピースで菅井ポピンズとなり、またある時は真っ赤な合皮のコートで林家ヘップバーンへと変身する。デカすぎる赤い水玉のワンピースで度肝を抜いてくれたこともあった。
いつか盗撮してここで供養したい次第です。
ほんじゃいきや〜す。
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★近所のスーパーの駐輪場にクルマを停め、さあ、茂木さん(
http://youwbike.exblog.jp/18237614/)を撮りに行くか。ってクルマを降りたら眼下に絶景。見渡す限りの重機重機また重機(って割には5、6台ですが)。札幌でガメラに襲いかかったちっちゃいレギオンの群れみたいな感じもして軽く身の毛もよだちました(『ガメラ2 レギオン襲来』をご参照ください)
荷台からはみ出すような長モノを積載した場合は目印に小旗を付けなさい。って法令があるハズなので、この運チャンは正しく遵法なわけだが、おでん。この、腹を抱えて笑うほどでもない感じには結構惹かれる俺なのだ。
北松戸のブーツ屋さん『ブレンハイム』の草皆さん(
http://youwbike.exblog.jp/17536098/)の工房にて、ホンダがタイで作ってる小排気量の2ストバイクの名前みたいな工作機械を発見。ミレニアムファルコンのコクピットに入って発進前にいろんなレバーをイジくるハン・ソロごっこがやりたくなる。
同じく草皆さんの工房にある合鍵製作機は鉄製ボディが迫力な1台。鍵の銀河に旅立つ宇宙戦艦というイメージで撮ってみました。
こちらは「ごんぶと伝説」発祥の地、福島県・大玉村は斎藤重機サービスの工具群。重機が相手なだけにスパナのサイズとかもデカくて素敵です。
初夏の日差しの中、爽やかな朝の風を浴びながら読書にいそしむ青年。ではない。
青年は世界で一番座り心地が悪そうなイスへの案内係だった。
グリップが悪そうな駐車場でバイクの練習をする消防署員。彼はこの後、向こうに見える一本橋にアタックするのだが、人の一本橋を見学するのは気楽でいいもんだ。
俺は携帯を自分に向けて自分を撮ったことがない、つかこれからもまず撮らないんだけど、今年の3月、生まれて初めて血糊を浴びた時は記念写真を撮りました。これは血糊を落とすために風呂に入る直前なわけですが、この後とんでもないことになりました(
http://youwbike.exblog.jp/18098491/)
血糊の大先輩。
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★http://sotb-project.com/