〜 輝け!栄光の星座 〜 2012 YWB OF XAS YEAR |
1人で屋根の上に座ってる木村カエラが「スノーマ〜ン」って歌いながら5人に増えていくCMが無性に見たくなるこの季節。
もうやってないけど。
またやればいいのに。
またやるならカエラじゃなくて多部ちゃんか杏でもいいよ。
杏なら衣装はベラでもいい、つかベラがいい。
ということで、年に一度の年貢の納め時企画『君はバイクに乗るだろう・オブ・ザス・イヤー』がやってまいりやした。
今年ご登場いただいた90人のナイスガイの中から、選考委員会(1人。なので正確には会じゃない)が決定した各賞を発表します。
受賞されたナイスガイの皆様には、そうです、その通り。
表彰状・盾・賜杯・金一封・副賞としての大分県産しいたけ1年分等は一切ありません。
ほんじゃ、いってみゃ〜っす。
★ ★ ★
吉田 真人 & kawasaki Z750T(0114)
http://youwbike.exblog.jp/17184805/
吉田君のロシアン帽は、撮影時の集合場所となった時代堂(http://www.jidaido.com/shi_dai_tang/Welcome_to_JIDAIDO.html)のダイ・マスカラス店主のコーディネートによるものです。
吉田君は撮影用に自前のハンチングを準備していたにも関わらず店主に却下され、「これにしろ」とこのロシアン帽を渡されたんですねえ。
運命の分かれ目、魂のジャンクションはここですよ。
その瞬間、吉田君は「俺はニコリ・ボルコフかよ!」と言いながら店主をベアハッグで絞め上げてロシアン帽を叩き返すことも出来た。
でも素直な吉田君は歯向かうどころか満面の笑みで帽子を着用した。
この素直さが、この時期よく見掛ける、サンタクロース風の赤い三角帽(紙製)を嫌々かぶらされているスーパーのレジのオバちゃんとは違った柔らかい笑顔を生むわけです。
オシャレは素直な心から。
アタクシも来年は、見た瞬間に「ンなもん、金輪際着れっかよ!」とか言わずに白いポロシャツを着てみようかと思います。
嘘。
石井 俊行 & YAMAHA SR400SP(0401)
http://youwbike.exblog.jp/17429054/
写真とか雑誌を見ながら、「これ、俺っす」「これ作ったの俺っす」「これ描いたの俺っす」っての、よくありますよね。
そういうのを聞くのは意外な一面というか新しい発見というかで、楽しい。
そんな各種の「これ、俺っす」に対するアタクシのリアクションは、「へ〜」なんて、あまり興味がない顔が丸出しになってる時もあれば、「そーなんだ!」なんて、創刊号はなんと100円っつーデアゴスティーニのタイトルみたいな時もある。
なにがどこどこ? あぁーっ! ホントだ!
石井君の保安監督者宣言にはヤラレましたね。
大原港の巨大ガソリン貯蔵タンク前ってシチュエーションも良かった。
これをかと!
この荒くれタンクどもを管理しとるんかと!(←タンク自体は荒くれてないと思うけど港のイメージで)
そして看板に名前がドン!
こりゃもう、ちょっとした番付ですよ。
しかも一人横綱でね。
この看板は名前を書かれたい看板ベストテンの5位くらいかもしれない。
なんせ現場がシブいもの。
通常見落としがち、というか普段は見向きもしないだろう1枚の看板に、こんなにも大きなドラマが潜んでいたとは!
でもまあ、川崎の田舎在住のアタクシは滅多に大原港に行くことはないんで通常も普段もないんですけどね。
新谷 元輝 & kawasaki 250TR(0512)
http://youwbike.exblog.jp/17569442/
体調不良?
ってことは何?
この笑顔の好青年、ゲンキ君の身体の奥底には深い闇が巣食っていて、撮影後は昏倒・卒倒・悶絶等でアタクシが大わらわ。
どしよ、どしよ。
早く来てくれ救急車。
といった展開になったのか?
と思うかもしれませんけど、ちゃいます。
この1枚を撮る10数分前にギックリ腰になったアタクシは歩くのがやっとな感じだった……つまり極悪な体調不良に見舞われていたのはこの僕ちゃん……という例年通りのオチです。
でも写真からはその痛みが一向に伝わってきませんね。
これからは腰の痛みが伝わるような写真を撮れるように努力しま……無理です。
菅野 大志 & Harley-Davidson FXSTC(0810)
http://youwbike.exblog.jp/17938952/
結構ダラダラしますね。
いやいや、どうも。
なんつってから近くに自動販売機があれば茶ァ飲んだりコーヒー飲んだり。
タバコも2、3本吸っちゃいますかね。
だって寂しいじゃないですか、会うなり撮って、じゃーサイナラ〜っつーのも。
でもスゲノ君とはお茶も一服もできなかった。
なぜなら俺がティコクしてしまったから。
そしていつもみたいにダラダラしてたら俺のティコクがスゲノ君の仕事に多大なる影響を与えてしまうがゆえに。
残念。
でも結局、夜はスゲノ君のお店でダラダラできたからオアイコだね!(←どういう目線なのか)
渡辺 大智 & ROYAL ENFIELD BULLET525 ARMY(0827)
http://youwbike.exblog.jp/17969807/
装飾の仕事をしているダイチ君とは、この撮影の半年くらい前に映画『赤い季節』のロケハンで初めて会いました。
肩幅広くて首も太くて足腰もガッチリしてて、見るからに第3列(ラグビー用語。分からない人は運良く街で大八木を見掛けたら聞いてみよう)だなあ。
って第一印象でした。
でもって映画の撮影も無事終わって数ヶ月後にバイクとの写真を撮りに行った時、装飾の仕事をするようになってから現在までのダイチ伝を聞いて納得しました。
ダイチ君は元アメフト選手。
それも大学に推薦で入れるようなレベルの。
つか実際アメフトの推薦で入学したとのこと。
でもアッと言う間にやめて装飾の世界に飛び込んだ。
じゃ大学行かなくても良かったじゃん。
そうじゃない。
行ったからこそなんです。
行って、なんか違うなー、とか、ここじゃねーなー、とか思えたから飛び出せた。
とか思ったりもするわけですが、ダイチ君は大学に入った時のことをアタクシにこう語ってくれました。
「俺、大学は首から下で入ったんすよ」
なんか上手い。
ちょっとセリフっぽい。
世の中には首下系と首上系がいるってことですね。
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