鈴木 祐介 & kawasaki W1(2012 1006) |

Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
rockers。
マーロン・ブランド。
スティーブ・マックイーン。
★ 2 ★
乗っている時。
コンビニに停めて眺めている時。
近くに自分のバイクがあれば常に最高です。
あとはバイクを通じて様々な人に会えたこと。
★ 3 ★
ある場所に停めておいたら何者かに倒されていたこと。
怒りをどこにぶつけていいか分からず大変でした。
たまに故障はあったけどそんなのはへっちゃら。
★ ★ ★
9月22日。
俺は、ある特定のバイクを撮るという業務で第三京浜の保土ヶ谷と都筑で張り込んでいた。
こういう撮影はまあ、釣りみたいなもんで、圧倒的に待ち時間が長くなる。
歌うとこんな感じ。
ちょーっと見てみろこの俺を。
なんにも知ィらねんだオォレェはァ~。
待つ男。
早く良くなれよ宮本。
そんな思いもありながら、まずは保土ヶ谷。
トイレ前の植え込みのあたりに座ってじとーっと駐輪場を眺める。
すぐにケツが痛くなる。
待ちが長くなることは分かってたんでクルマに戻り、会議(1人)用の資料を読んだりしながら待ちに待つ。
でもダメだ。
この台は出ない。
気分転換に都筑に行ってみよう。
都筑の駐輪場もバイクの姿はまばらだった。
まばら狼。
上田馬之助。
正解は「まだら狼」ですが。
保土ヶ谷も含めて3時間以上過ぎたけどまだ1人も撮影していない。
焦ってもしょうがないから春菊天そばでも食おう。
大河ドラマの再放送を深田恭子と武井咲メインで見ながらそばをすすって外に出ると、さっきまで保土ヶ谷にいた白いVロッドのオジさんがいつの間にか来ていた。
白いVロッドのオジさんが、同じように1人で来ているBMのオジさんと話し込んでいるのを眺めながら待つ。
でもダメだ。
この台も出ない。
見切りをつけて再び保土ヶ谷へ。
保土ヶ谷に戻ると、さっきもいたGSX-R1000のオジさんがまだ居残っていて、カタナの人とくっちゃべっていた。
週末の第三京浜には結構長居してるオジさんがいるんだなあ。
って俺もか。
俺も相当長居してるだろ。
と思って少し憂鬱になっていると、ズドドドドーッ!
お! この音はまさか!
来たーッ!
白いVロッドのオジさんが保土ヶ谷に帰ってきた!
取材でもないのになぜに俺と同じ動きをしているのかこの人は。
ちょっと面白い。
でも面白がってる場合じゃない。
そんなタイミングでやって来たのが鈴木君だった。
うおっ! Wだ!
とは思ったけど俺にはW1なのかW1SなのかW3なのかW1風にイジったW650なのかを瞬時に判断する能力がないので、近づいて話しかけて初めてW1だと分かった。
W1は8年目。
もう8万キロ乗っているという。
ある特定車種の撮影は今のところ目も当てられないくらいに失敗してるけど鈴木君のナンパは成功した。
次の次の土曜日。
鈴木君の住む街で写真を撮った。
改めていろんな話をすると、「え~っ! そうなん!?」みたいな鈴木君の正体が明らかになったのだが、うん、分かる分かるってなったのが柔道家(正確には柔道もやりサンボもやる格闘家)ってところ。
っぽい!
鈴木君のこの首廻りと腕廻りとツラ構えには柔道着が似合い過ぎなので、思わず俺は主審になって「一本!」つって手を挙げたくなった次第なのであった。
★ ★ ★


