つぶれたガソリンスタンド・コレクション 2 |

こんにちは。
星屑の子供の海産物、ホヤちゃんです。
僕は日々、ヘッドライトのわくのとれかたばりにつぶれかたがいかしてるガソリンスタンドを探して生きています(←どんな日々なのか)
余韻。
それも僕がつぶれたガソリンスタンドに惹かれる理由の1つです。
今年の3月、VMAXに乗った僕は清水から新富士駅に向かって国道1号線を走っていました。
「バッテリーはチャージしといたから」
ありがとう。
「ガソリンはあんま入ってないよ」
バカ! 入れとけよ!
なんてことは言えません借り物だから。
この日はとある業務のロケハン。
新富士駅で東京からクルマ2台でやってくる10人弱のスタッフと合流することになっています。
でも集合時間まで20分もありません。
やや焦りんぐです。
とにかく最初のスタンドでガソリン入れて飛ばしてこ。
つって走り慣れない1号線を慣れないVMAXでにょろにょろ進むと左側にスタンドを発見。
大丈夫。
つぶれてない。
右車線から強引に左車線を横切り、ダンプに激しくクラクションを鳴らされてビビり、入り口でブレーキを踏んだらリアがロックして左にスライド。
わちゃーーっ!
友達のバイクでコケた上に遅刻か。
極悪だな。
と、一瞬思ったけどブル中野のコーナーポスト最上段からのギロチンドロップを喰らう寸前で避ける豊田真奈美のごとくな身のこなしで(特に何をどうしたわけではない)最悪の事態を回避した僕は、何事もなかったかのような顔でスタンドにインしたわけですが、おそらく店員さんの一部はダンプの激しいクラクションに「なんだ!?」って1号線の方を振り向き、お店の入り口でコケそうになっている僕を見ていたかもしれません。
「お客さん、危なかったですねえ」
とか言われたら精子が逆流するほど恥ずかしいので給油しないで逃げるところですがンなことはなく、春休みでバイトしている高校生とおぼしき係のオニイちゃんが目を輝かせてこんなことを言いました。
「カッコいいっすね!」
そう?
「あんまり見ないっすもん!」
借り物なんだけどね。
「僕、ホーネット乗ってるんですけどいつかVMAXに乗りたいんです!」
頑張れ!
さっきコケそうになったところを見られてるかもしれないという負い目もあるので無駄に大声でオニイちゃんに喝を入れ、再び1号線へ。
オニイちゃん。
いつか会おう。
といった余韻です。
ヨイ〜ン(志村けん調)

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