世界のデスクトップから(最終回) |

出されることはないけど出すことはある。
それが俺にとっての企画書だ。
出す側であって出される側ではない。
まあ、チンポみたいなもんですね。
めでたく企画になったら「だべ?」って言えるけど、ポシャったら企画書はただの紙くずになってしまいます。
そこに夢を託して勝負するという点では馬券や車券や宝くじに近いかもしれない。
馬券や宝くじは外れた瞬間に捨てられちゃいますけど、企画書はデスクトップに残ってたりします。
「企画書もろもろ」
なんつー名前のフォルダに入ってたりします。
基本的にはもう要らないんだけど、いつかどこかになんかが使えるかもしれないじゃないか。
という見果てぬ夢。
浮世の夢。
夢のちまた。
あーでも「フォルダ」なんて呼んでなかったなあ昔は。
言葉自体知らなかったし違和感があった。
だから俺はずっと「カバン」って言ってました。
そんなカバンの中を旅してみようというか、職務質問っぽく言うと「恐れ入りますが……ちょっとカバンの中身を見せてもらえますか?」「なんで?」「このへんで最近ピッキング強盗の被害が出てまして……」「俺がそのピッキング強盗だと思ってるわけ?」的な企画がこの『世界のデスクトップから』なんですねえ。
ファイト〜。
ということで、まずはこの1枚。

これは某書房から出ている某雑誌の読者ページなのですが、投稿のネタになっているのが俺が昔いた雑誌であり、かつ問題になっている表紙を担当していたのが俺であり、中古のパチンコ台を1台買ってマンガ家さんに盤面描いてもらったんですよ〜、なんつーコネタも入れつつ、某書房と俺との運命の出会い感をアピールしようとお手紙の片隅に入れたわけですが、残念ながら諸事情により企画書は紙クズになってしまいました。
でもまあ、この写真を見て、一番「おお!」と思ってくれそうな現役バリバリの編集の方に読んでいただけたので成仏してくれることでしょう。

まずはこれ。
つっといて1枚で終わるという。
★ ★ ★

