山口 卓也 & YAMAHA SR400(2011 1218) |

Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
長男(家の前で楽しそうなことしてたら、影響受けちゃいます)
『特攻の拓』(自分もたくちゃんですし)
『トップガン』(トムクルーーーーーズ!)
★ 2 ★
仲間がいる。
スロットル全開で長いトンネルを抜けた瞬間。
★ 3 ★
単独キャンプ旅(三重~横浜)の途中にカギをなくして、給油すらできない状態になった時。
もちろんイグニッションキーも一緒に……。
無理矢理エンジンかけて、ギリギリ帰れましたけど(伊豆最南端~横浜の自宅)
★ ★ ★
タクヤ君は山口家の三男で、去年、長男の大輔君とバイク屋さんを始めた(http://yamaguchi-ringyou.com/)
「日曜日なら2人揃ってますよ」
長男の大輔君が気を利かせて撮影日をリクエストしてくれたのでお言葉に甘えることにする。
大輔君はお店で。
タクヤ君はシチュエーションを変えてどっかそのへんで。
どっかそのへん……どっかそのへん。
つって歩いていると、「長屋門公園入口」という交差点が出てきた。
公園があるのか。
ここだ。
俺の直感に狂いはない。
つって、ゆるい坂を上っていくと森の中の小さな公園に着いた。
わー、門だ。
「長屋門」と名乗るだけあって入り口には立派な門がある。
奥には日本民家。
お寺の境内みたいな感じになってるそれほど広くない民家前スペースには家族連れがたくさんいる。
何をにぎわっているのだ、この公園は。
つって門をくぐると、地元で獲れた野菜とか、カゴだの耳かきだのの竹細工が並んでいる。
竹とんぼで遊んでいるちびっ子。
蛍光薄緑のジャンパーを着た運営スタッフ的な数名のオッサン。
イベントだった。
長屋門フェス。
参戦しま〜す、みたいな。
つか全然イメージと違う。
俺の中の長屋門公園はこうじゃなかった。
こんなトコにバイク入れて写真撮れるわきゃない。
俺の直感は外れた。
でも1本100円の大根が欲しい。
本体と同じくらいの、長〜い葉っぱも付いてる立派な大根だ。
どんだけデカくても、白菜とかキャベツとかピーマンは、立派な白菜、立派なキャベツ、立派なピーマンって言わないよね。
日本人の「立派」のベースには太さと長さがあるんだね。
とにかく君は立派だ。
いい具になりそうだ。
でもカメラバッグには到底入らないし、リュックでもあればなんとかなるけど持ってきてない。
つかこの公園ダメだったじゃん。
今から大根片手にロケハンすることになるよ?
大根をあきらめて来た道を戻る。
コインランドリーの横を入ると小さい川にかかる橋があった。
川の両脇は散歩コースになっていて、古き良きニッポンの里山的な風景を次世代に伝えていくというか、門と古民家を施設の目玉として流用している長屋門公園と似たようなコンセプトで作られている感じがする。
雨の季節はカエルの声。
夏になるとホタルが舞う。
秋はトンボ群れが飛び交う。
古き良き里山。
かーちゃーーん!(千昌夫調)
と、そこに、里山のBGMにはまったく相応しくない爆音が響いた。
おー、来た来た。
真っ黒いロッカーズ野郎が来たぜ!
おーい!
ここ、ここーっ!
つって大根振ったらウケたかもなあ。
ちなみにこの里山的エリア、タクヤ君によると「ホタルすか? 飛んでないっすね」とのことです……。
山口輪業三男ブログ(http://yamaguchiringyou-3rd.blogspot.com/)
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