水野 直純 & Harley-Davidson FL1200(2011 0928) |

Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
MADMAX
RUDE BOY
Jimi Hendrix
CLASH
Stray Cats
★ 2 ★
仲間と走っている時。
★ 3 ★
仲間が死んだ時。
★ ★ ★
去年の夏。
スーパーグライドのジリさん(http://youwbike.exblog.jp/14779302/)を撮りに鎌倉山に行った。
山を登る。
片側1車線の坂道の崖側には民家がぽつぽつ建っている。
山側は山だ。
それって当たり前か。
そこは「地図だとこのへんなんだけど、え〜? どっからどう入ればいいの〜?」って不安になるほど山なのだがよく見ると、バイクが1台通れるくらいの、というかバイクが1台登れりゃいい、みたいな細い道がある。
坂道の上の、緑の木々の奥になってて青空の下になってるところの壁にバッファロースカルが見えた。
この見え方が絶妙だった。
ずっとそこにいたみたいにハマってる。
そこはチェリーさんの『ATELIER CHERRY』(http://www.ateliercherry.com/)だった。
チェリーさんは革職人で、彫金師のジリさんと一緒に作品を作ったりもしている。
撮影後、ジリさんがチェリーさんを紹介してくれた。
サラサラサラ……(1年の月日が流れる音)
アトリエのドアを開けるとカメラを持った人が写真を撮っていた。
チェリーさんは机に向かってアンケートらしき物を書いている。
これはまさに取材中なのでは。
そして俺は邪魔なのでは。
と思ったので、すぐ近所にあるジリさんの工房で時間をつぶすことにした。
それは仕事の邪魔なのでは。
とは思わずに。
「すんげーバアさんなんですよ!」
NHK特集で見たというシャーマンみたいなおばあさんの話をアツく語り始めて止まらなくなるジリさん。
窓の外には柔軟剤を入れてない感じの洗濯物が揺れている。
取材が終わったという連絡を受けてチェリーさんの工房に戻る。
チェリーさんはバイクにまたがって、タンクをぽこぽこ叩きながらいろんな話を聞かせてくれた。
15歳。
チェリーさんと呼ばれる前の水野少年は革モノに惹かれていた。
いろいろ欲しい。
でも高くて買えない。
じゃ作っちゃおう。
革のリストバンドを作ってみた。
バイク屋さんで8ヶ月働いた後、水野青年はアメリカに渡る。
アメリカの革モノ現場はどうなんだと。
なんだそうでもないんだなと。
帰国後、23歳で都内にチェリー工房を構えた。
鎌倉山に移ったのは約7年後。
「ここ来てもう10年くらい経ってるかな」
やっぱいいな原点の話って。
でも原点って言えるもの、あるかな俺……。
ということで、正解はこちら。
チェリーさんの「チェリー」は、水野青年が吸っていたタバコの銘柄「チェリー」からきてるそうです。
★ ★ ★



