西野 晃 & kawasaki 500ss machⅢ(2011 0904) |

Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
59 CLUB。
MADMAX。
特攻の拓。
小学生の頃、近所にたくさんいた暴走族。
★ 2 ★
ロクに金もない頃、バイクが壊れる度、休日になると、朝から兄貴と一生懸命電気系統やらキャブやらを直して、夕暮れ時に調子良く走ってくれた時。
派手な運転をする兄貴の後に付いて行く時。
おそらくスピードは自分の許容範囲を超えていて、決まっていつも信号待ちで足がガタガタ震え、走り出すと震えが止まる……その感覚が大好きです。
車種、ジャンル関係なく、バイクに乗ってると共通の話題(バイク)やお互いのバイクに興味を持ったりで自然と仲良くなれる。
そんな「縁」を感じた時は最高に幸せに思います。
★ 3 ★
以前、パンヘッドに乗っていた時のこと。
120キロくらいで単独で吹っ飛び、背中でしばらく地面を滑り、そして転がり出したその時に、火花を散らしながらパンヘッドが僕を追い越していった瞬間。
「あぁ、僕の300万……さようなら」って思った。
頑丈なハンドルとステップのおかげで、パンヘッドは大したことなかったんですけど、後輪が地面から浮いててもエンジンがずっと掛かってたことに興奮しましたね。
最高と最悪が両方混ざったような出来事でした。
病院嫌いなので、救急車には乗らず歩いて帰りましたが、翌日起き上がることもできないくらい痛みが酷く、左腕なんかその後3ヶ月間、肩から上に上がらなかった。
あれは本当に最悪でした。
★ ★ ★
喫煙所の追いやられた感じが嫌いだ。
王子駅の北口改札を出て右側の歩道橋の下とか。
おめーらはここで十分だろ的な。
タバコ難民キャンプ的な。
タバコ難民駆け込み寺的な。
だったら我慢する。
でもこういう物件なら別。
というのが湯島天神の喫煙所だ。
鳥居の外じゃなくて境内の中。
屋根付き。
自動販売機も数台設置。
煙草も吸えるしお茶も飲めるし雨宿りもできるし、誰と待ち合わせしてる風でもなく1人でタバコをふかしているチャンネエと2人きりという妙な緊張感も味わえるマルチスペース。
隅っこに追いやられた感もない。
コンセプトは参拝客へのおもてなし。
だから灰皿の置き方も「ほらよ」って感じじゃなくて「さささ、こちらでどうぞ」って感じ。
ありがとうございます。
お邪魔しむわす。
恐惶万端ひきたって、よろしくおたのォ申します。
お参りしてタバコを吸っていると、週に一度の寄り合いなのだろうか。
背中に「一番」とか「三番」とか入った半纏を羽織った『前略おふくろ様』の渡辺組の頭や半妻みたいな人達が30人くらい歩いてきた。
参った。
全員カッコいい。
特に先頭集団を形成している、職人とおぼしき、仕事場に戻れば親方とか頭領とか呼ばれてそうな5、6人がたまらない。
短く刈り揃えた銀髪。
威嚇してるわけじゃないだろうけど鋭い眼光。
夏休みにプーケットで焼いた感じじゃなくて50年間現場で熟成した感じの黒い肌。
極北にシブい。
でもこれが、素。
これが日常。
素なのにどうしてこんなに極北のシブさを発揮できるのか。
なりたい、こんな人に。
俺は憧れのまなざしで先頭集団をポヤ〜ンと眺めていて、そうだ。
『前略おふくろ様』に出てくる渡辺組の鳶の衆は、半纏にニッカポッカに黒の革靴なんだよね。
と思い、憧れの集団を見ると、総じて半纏に紺色の股引(と書いて「ももしき」by Motockney Nuquee)
そしてその足元は総じて黒の革靴だった。
これだ。
これぞ本物。
あー、すっきりした。
ということで、アキラ君に会いに湯島に来ています。
ニクい。
ニクいほどに白いシャツが似合う。
エレファントカシマシの宮本とBJC後の中村達っつぁんぶりじゃないだろうか、これほどの白シャツ似合い野郎を見るのは。
「キレイなカッコで乗る」
それがアキラ式。
アキラ君が自分で「これがアキラ式」つったわけじゃないけどアキラ式。
雑誌とかでよく見るXX式とかXX流って、どこにオリジナリティがあるのかさっぱり分かんないものが多いけど、アキラ式にはアキラ君がちゃんと宿っている。
俺もよく、サブタイトルにXX式とかXX流とか付けた企画を乱造したけど今後は気をつけよう。
あ、「XX」は「チョメチョメ」と読んでください。
半纏着てないしモモシキ穿いてないけどアキラ君はばりばり地元の江戸っ子だ。
でもいつか自分のブランドを立ち上げて京都に移住したいという夢がある。
どこでも大丈夫だと思うな、アキラ式は。


