君はバイクに乗るだろう VOL.56 |

これは、宮古弁(岩手)で言うと「せっかぐ遠ぐまで時間と金かげてけえんのに、途じゅうで写真っこのひとづも撮んねぇなんてもってえなごぜんすぅ」……翻訳すると「せっかく遠くまで時間とお金をかけて帰るのに、途中で写真の1枚も撮らないなんてもったいない」という俺の貧乏根性によるものなのだが、「仙台着いてもまだ半分しかきてない……」という心折れる長距離移動の中、せめてひとときの癒しが欲しいという精神衛生上の理由もある。
ということで、今年はお盆の帰省を兼ねて、福島と仙台に立ち寄って3人のナイスガイを撮ることに成功した。
でもってお盆が終わって川崎に戻ったら、急に、仙台駅から40〜50分の山の中で開催されるアラバキロックフェスティバルに行きたくなり、運良く行けることになったので、この夏2度目の貧乏根性を遺憾なく発揮して仙台でナイスガイを2人撮ることに成功した。
成功してばかりだぜ俺は。
ちなみに岩手に帰って誰かに会うと、会った瞬間から宮古弁に戻っちゃうくせに福島弁と宮城弁の前では宮古弁に戻りませんでした。
気取った野郎だぜ俺は。
レディース & ジェントルメン & ザス!
いつも。
ときどき。
今日初めて。
すべてひっくるめて、読んでいただきありがとうございます。
昔は1年に1回くらい読売ジャイアンツが岩手県営野球場に来て試合してたけど今はどうなんだろう?
ということで、今号は「みちのくシリーズ」で〜す。(総合司会・坂下 浩康)


