高橋 ガリヤ & Custom Chopper(2011 0522) |

Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
親父がバイク関係の会社をしていたので、ごく自然な成り行きで3歳の時から乗ってました。
★ 2 ★
雲ひとつない晴天の真夏日にヤビツ峠へツーリングした時。
その次のツーリングでゲリラ豪雨に遭遇し、那須で雨宿りした時。
自社製品のヘルメット・ブルートゥース機で走行中に仲間と普通に会話出来た時。
ウイリーしたまま延々と何キロも走行した時。
ディズニーランドができる前の埋め立て砂地でモトクロスごっこをして遊んだ時。
思い出していくと数え切れません。
★ 3 ★
シールドが曇ると思わず拭おうとしますが、危険です。
多くの事故がその拭う行為によって起きています。
シールドの曇りは停車してから拭いましょう!
ということで、視界が明瞭でなくなった時に「最悪~」と常に感じますね。
★ ★ ★
「キレイになった大日本あたりでどうでしょう?」
大日本といえばプロレスという人もいるかもしれないが俺にとってはDNP。
印刷屋さんだね。
駆け出しの編集者の頃。
あ、ツルツルしてていいな「駆け出し」って響き。
一生駆け出し宣言しようかな。
せず。
大日本といえば駆け出しの編集者の頃、雨の中、徹夜で作った原稿を届けた帰り道、あまりの眠気に耐えられなくなってそのへんのマンションの1階の階段の下の掃除用具が置いてあるところでカッパ着たまま寝たことを思い出す。
当時所属していた雑誌の担当は、駆け出しの営業マンだった山畑さん。
俺の甘っちゃらけた進行を受け止めてくれる優しさに満ち、河野太郎が人形劇で人形になったみたいな顔をした人だった。
ある時の担当は、現場に猛烈に顔が利く秋永さん。
最後の締め切りで大日本に行くと、ちょろちょろと刷り出しが校正室に届けられるのだが、秋永さんは刷り出しを持ってくると、デカい机の上に「ほれ」または「ほらよ」みたいな感じで、全然愛が込もってない感じで放り投げる人だった。
俺は大日本で学んだ。
世話になった。
感謝の気持ちとして、『ヤングマン』ばりに振り付けでDNPの3文字を全身で表現するような歌を新しい社歌として大日本に提案しようかなあ。
せず。
高橋さんオススメのキレイになった大日本界隈をロケハンしていると、緑色のタンクをしたハーレーが走っていったので、もしやと思って電話をすると高橋さんだったのだが、バイクはハーレーじゃなかった。
フレームもエンジンも別物のド・カスタム。
デカいのからちっちゃいのまで。
ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ、ハーレー、ドゥカティ、ビモータからタイ製まで。
スーパースポーツからオフからアメリカンからビッグスクーターまで。
T-MAXのキャブ仕様からインジェクションまで。
高橋さんは、数え切れないほどのバイクに乗ってきて、このチョッパーにたどり着いている。
まあ、今がコレなだけでこの先も激しいバイク歴を重ねていくんだろうが、高橋さんは「次、何乗ろっかな〜」といったことも含めて全方位的な「前」とか「これから」を見据えまくって動いている人なので、俺も思わず今後の当ブログの展開なんかを相談してみちゃったりした。
高橋さんはこれからの天気も見据えていた。
「あれ? 天気予報、当たるなあ」
午後3時くらいから雨が降る。
撮影後、くっちゃべっていると、そんな予報通りに空が黒い雲で覆われてきた。
天気を見据えた高橋さんは走り去り、俺は間一髪セーフじゃなくて見事に降られ、駆け出しの編集者の頃、雨の中、徹夜で作った原稿を届けた帰り道、あまりの眠気に耐えられなくなってそのへんのマンションの1階の階段の下の掃除用具が置いてあるところでカッパ着たまま寝たことを思い出し、市ヶ谷駅手前のやたら長い赤信号が青に変わった瞬間に駆け出したのであった。
一生駆け出し宣言。
高橋さんは『MAXAMIC』(マクザマイク)というモバイル・ソリューション系の商品を扱う会社をやってます。 「モバイル・ソリューション系って何?」と、思った君と僕とは気が合うと思います。
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