河村 直 & DUCATI Paul Smart1000 LE(2011 0107) |

Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
湘南爆走族っすね。
で、バイク雑誌を読みあさってたらcafeレーサーにどっぷりハマりました。
★ 2 ★
西湘バイパスで土砂降りから一気に晴れた時。
気持ちかったすね〜。
★ 3 ★
ゾッキー4人にタコ殴りにされた時は最悪だったさ〜。
★ ★ ★
撮影の後は近くのカフェでお茶を飲みながらくっちゃべり、じゃ、ありがとうございました。ほんじゃ行きますか。あー、いいからいいから。領収書お願いします。
といったことは当ブログの撮影では一切ない。
お茶だのコーヒーだの、基本、コンビニか自動販売機で買ってきて、青空の下で立ち飲みだ。
ちょっと前までは、みんな暖かい缶コーヒーだったのに、いつの間にか冷たいコーヒーのリクエストがほとんどになった。
季節を感じるね。
でも、河村君の装備を見てくれ。
まったく季節を感じさせないだろ?
この防寒仕様ぶりは、河村君が、夏の最高気温が50度を超えるようなクエートの砂漠地帯出身で、最高気温20度ちょいくらいでそれほど湿度も高くなくて1年でも過ごしやすい今の季節でも寒さを感じる体質だから、なわきゃない。
撮影は今年の1月7日だった。
言っちゃえば松の内ですよ。
七草がゆですよ。
天気は良かったのだが、この日の寒さは激烈だった。
ロケハン後、公園沿いの道ばたで立ったり座ったりしながら河村君を待っていた数10分で、俺はすでに寒さに耐えられなくなっていた。
俺は河村君が来るなり暖かい缶コーヒーを買いに走った。
青空の下で立ち飲みして、少し体が暖まったところで撮影に入る。
異変が起きたのは120枚を撮り切ったあたり。
顔のアップを撮っていると、寒くて震えが止まらなくなった。
妖怪で言うと「妖怪ぶるぶる」、紳士的に言うと「Mr.ブルブル」といったところでしょうか。
絵に描いたような俺の震えっぷりは河村君にもバレてたかもしれないのだが、意地で撮影を続行した。
続行したけど、夜でもないのに写真はほとんどブレていた。
でもいいんだ。
「寒いからやめやめ」みたいな終わり方って寂しいじゃん。
そんな正月明けの撮影から5ヶ月が経とうかとしている今、河村君が登場しているのには深い理由がある。
いやあまり深くないか。
連絡が取れなくなったのだ。
まさに、ぷっつりと。
いろいろ考えた。
明るく元気に別れたのに、もしかしてとんでもなく気に障ることを俺は言ってのけていて完全に拒否られている(中学生的表現)のではないか。
撮影後「ちょっと走ってきます」って言ってたけど、事故って長期の入院を余儀なくされているのではないか。
河村君は寿司職人で「近いうちに友達と自分のお店を出したい」なんてことも言ってたから、開店準備が超忙しくなっちゃってそれどころじゃなくなっているのか。
あまりしつこいのもなんだよな……。
そう思い始めて電話の回数も減っていった。
と言いつつも、ふと思い出してつい先日、2ヶ月ぶりくらいに、ふと電話してみたら留守電だったのだが、少し経ってから携帯が鳴った。
河村君だ!
「いろいろありまして……電話しづらくなっちゃって」
俺はすかさず心配していた思いをブチまけつつも、元気に寿司を握っていたことが分かってホントにホッとした。
まあね。
人生はね。
いろいろあんだよ、ヒャッハッハ!(BJC横浜アリーナ解散ライヴ2日目の達っつぁん調)


