村本 晃一 & XL883 SPORTSTER(2011 0420) |

Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
職場の社長と前職の時の同僚が乗っているハーレーがカッコ良くて、それに憧れた部分が強いです。
★ 2 ★
叫んでしまうことでもないのですが、乗っていることによって、今まで関わることのなかった、いろんな世界の人と知り合うことができました。
これは自分にとって財産だと思います。
★ 3 ★
クルマなんかでもそうなんですが、トラブった時の修理費が思った以上に高くつくことがザラにあること。
あと、明らかにガラの悪そうな方々にたま~に絡まれた時。
★ ★ ★
桜が満開になりかけの頃、中目黒のLOADED TOKYOに、EVORIGID安本さん(http://youWbike.exblog.jp/15816196/)の撮影に行った。
約束の時間は13時。
ちょっと早めに着いちゃったから、近くで写真が撮れそうなトコも探しとくか。
でもその前にお店の場所を確認しとこう。
と、通り過ぎた時、ガラスに顔を近づけて「ハ〜ッ」つってる安本さんが見えた。
ん〜、感心感心。
でっかいショウウインドウ全面にガラスクリーナーを吹き付けて大掛かりに磨くんじゃなくて、ピンポイントで「ハ〜ッ」つってるところに好感が持てる。
そういうところを通行人は見てますからね。
あの人は自分のお店を愛してるんだなと。
行き届いてんなと。
商売はそういうトコからだよねと。
大学時代、バイト先で毎朝、店内およびお店の前を掃除させられてた時は、面倒くせえ、かったりい、毎日やんなくてもいいじゃん。
と思っていたけど、今は、そのホウキでのひと掃きや雑巾でのひと拭きがとても大切だったんだなあと思う。
安本さんのガラス磨きっぷりを見て、改めてそんな思いを強くしたわけだが、お店に入ると、ガラスを磨いていたのは安本さんじゃなくて店長の村本君だったことが判明した。
てっきり系。
俺にはこういう勘違いがよく降り掛かる。
降り掛かるって書くと悪いのは俺じゃないみたいだけど。
安本さんとはロケーションを変えましょう。
ってことでやってきた村本君の住む街。
予想以上にデカい。
でもこの街のどこか、つか駅前のどこかに村本君はいるはずだ。
「明日は休みなんで朝から打ってます」
撮影前日、村本君はそう言っていた。
つーてもよ。
たまの休日ですよ。
ついつい前の晩遊びすぎちゃって。
起きてテレビつけたら「いいとも〜!」みたいな。
そんなもんですよ。
と思いつつ駅界隈をうろついて撮影場所を決め、電話を掛けると、村本君はホントに朝から打っていた。
この男は本気だ。
競技種目は海物語で、しかもちょっと勝っているという。
いや〜、申し訳ない。
休みの日に撮影に付き合ってもらうだけでも申し訳ないのに、勝ってるところを抜けてきてもらうなんて心が痛い。
でも、勝ってるところで切り上げる絶好のタイミングだったかもしれない。
でも、「今日はこの台と心中する!」つって食事休憩札で台をキープして抜けてきたのかもしれない。
撮影が終わった。
その瞬間は、まさに勝負の分かれ目だった。
で、村本君は帰っていった(海に)
この男は本気だ。
一応、試合後のコメントを紹介しておこう。
勝ってたのに負けました……勝ってたのに……。
村本店長のクールなファッションアドバイスおよび極アツなパチトークは『LOADED TOKYO』(http//www.loaded-live-evil.com)で聞けます。


