江崎 聡 & Harley-Davidson XL1200S(2011 0426) |

Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
地元は暴走族が多かったので、族車というかネイキッドに影響を受けました。
その頃は、バイクを目立つための道具とか、単なる交通手段として見てましたね。
実際に乗るキッカケになったのはアメリカンに乗っていた兄ちゃんだと思います。
こっそりまたがったり、走らせてみたり……。
そして、その周りの先輩達ですかね。
★ 2 ★
やっぱり人とのつながりです。
実際この企画に参加させていただいているのも、バイクに乗っているから、友達の紹介で実現できたことですし。
★ 3 ★
18歳の時、熊本の阿蘇山に行くことになり、前日に友達のガレージでカスタムしていたのですが、方向性が定まってなかったため、フレームを切りすぎてシートを付けられず、座布団で応急処置して向かいました。
サスも鉄パイプでオリジナルリジット……痛かったです……。
東京から名古屋に行く前日にハンドルを交換。
試乗せず向かったため、静岡あたりで無理なポディションに手がつりました……。
ガソリンスタンドでバイトしている時、お客さんのバイク(XJR400Rだったと思います)で立ちゴケして弁償……。
★ ★ ★
江崎君はフリーのスタイリストだ。
つーことはだよ。
チミが着てくる明日のファッションは、必然的に、「この夏、バイクに乗るならコレ!」みたいなイキオイですよ。
最新アイテムの大行進でね。
わー、このシャツ、カッケー!
なるほどこういう帽子を合わせるわけか。
いいじゃんそのサングラス(in ボーリング場の片隅)
と、このブログを見てくれたナイスガイおよびナイスガイ予備軍にとって明日への羅針盤的なスタイルを提示してもらわなくちゃいけない。
つまりはファッションリーダーとして登場してもらうことになるんですよ。
責任は重大なんてもんじゃないわけです。
もう、生きるか死ぬかなんです。
と、必要以上にプレッシャーをかけてみた。
「僕が仕事してる雑誌です」
江崎君は黒い手さげ紙袋をぶら下げて現れた。
中には最新の『Fly Wheels』が入っている。
しかしFly Wheelsは袋に対してちょっと大きいというか、黒い袋がいっぱいいっぱいというか、要するにジャストフィットではなく、ファッションでいうと、キツくはないんだけどこのシャツやったら袖が長いっす……みたいな感じなのだが、思うに。
これは「このでっかい雑誌がちっちゃい袋から3分の1くらい顔を出しているのがいい感じ」という江崎君のスタイリングだったのではないか。
ああ、あるかも。
そういう見せ方も。
開けて「お〜」ってんじゃなくて、渡される前から見えてる的な。
そんなことを考えながら、「シャレオツな雑誌ですねえ。お! 角君のトラが出てるけど角君は出てない」とか言いながらFly Wheelsをめくっていると、江崎君は袋ごと渡したかったところだったかもしれないけど雑誌だけ取り出し、袋を申し訳なさそうに小さなバッグにしまい込んだ。
もしかしてスタイリングミスだったのか?
帽子かぶっていいスか?
みんな結構かぶるよね、帽子。
準備がいいよね。
公園の中を撮りながら移動する。
何パターンか撮ってから気がついた。
そのシャツと帽子ってお揃いなんじゃん!
我ながら気づくのが遅すぎるとは思ったけど。
シャツと帽子は、前の日に手に入れたおろしたてだった。
「このシャツで撮ってもらいたくて」
うれしいね、そういう気持ち。
前の晩から「あれ着てこ〜」って思われてる洋服って幸せだよね。




