安本 明和 & EVORIGID(2011 0405) |

Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
小学校3年生くらいの時に、深夜放送で偶然Mötley Crüeの『Girls, Girls, Girls』のPVを観てだったと思います。
世代的には全然リアルタイムではないんですが、何とも言えない卑猥な雰囲気をカッコいいと思ったことを覚えています。
★ 2 ★
バイクを通じて友人が増えたり、行動範囲が広がったことで、いろいろな可能性とチャンスが生まれたこと。
とにかくガソリンが入っててバイクが走ってくれれば、それだけで最高です。
★ 3 ★
朝4時頃、豪雨の中、16号でガス欠をやらかした。
2kmほどバイクを押し、どうにか24時間のスタンドを見つけたんですが、満タン給油して3kmくらい走ったところでエンジンがストール。
街灯の下でよく見てみたら、フューエルチューブが裂けてて、そこからガスがダダ漏れ……。
コンビニでガムテを買って応急処置してから元のスタンドまで戻ってまた給油。
その後は無事自宅に帰れたんですが
300kg近いバイクを合計5km近く押したのは最悪な思い出です。
真夏で寒くなかったことだけが唯一の救いでした。
★ ★ ★
自由ヶ丘から東横線の各駅停車に乗り込むと、座席に正座して読売新聞を読んでいる老女が目に飛び込んできた。
威圧的に足を組んだり、トーク番組での哀川 翔ばりに股を広げて座ったりしてるわけじゃないからいいと思う。
座席の下には脱いだ靴がキレイに揃えて置いてある。
礼儀正しいじゃないか。
ところが、靴の前の通路には「ALASKA」と書かれたズタ袋を乗せた取っ手付きのキャリアが完全に違法駐車な感じで置かれていて乗客にしこたま迷惑を掛けている。
惜しい。
3月に安本さんが中目黒にオープンさせた『LOADED TOKYO』(http://loaded-live-evil.com/)
日によっては目印的にお店の前の歩道に置かれているという安本さんのハーレーだが、この日は店内に飾られていた。
長い。
オレンジ・カウンティ・チョッパーズのオリジナルフレームは、安本さん仕様に少し短くしたらしいのだが長い。
店内から撮影のために出してもらうのが申し訳ないくらいに長い。
入り口左側の1枚ガラスがあと90cmくらい狭かったらスッといきそうなんだけどそうもいかない。
ラダーをズラし、Tシャツやキャップがディスプレイされた2台のテーブルを動かし、エッチラオッチラ、2人組デュオ風に言うとエッチラ & オッチラな感じで、黒く長いハーレーが4月の陽光の下に姿を現した。
安本さんは、またがったままハーレーを移動させて、なにげなく道ばたに停めた。
道に面したガラスはツルッツル。
そして店内にはアンドレが丸ごと映るような巨大すぎる姿見が置かれている。
カメラを構えてハッとした。
本物のハーレーと、ガラスに映ったハーレーと、お店の中の鏡に映ったハーレーと、3台のハーレーが見えるのだ。
なんだこの分身の術は。
そこにバイクを置かなくちゃ浮かび上がらないこの光景は、サンゴが一斉に産み落とした卵が雪のように降りしきる満月の夜の海の中みたいなミラクル……題して「中目黒のミラクル」だ(←そのままなのでは?)
押上とか新小岩とか、スカイツリーが見える界隈で撮影している時、カメラを持っている人間は全員スカイツリー目当てだと思っている通りすがりのオジさんに「スカイツリー撮るならこの先に絶景ポイントがあるよ!」とか言われたことがあるけど、その気持ちがちょっと分かったな。




