白野 優輔 & TRIUMPH TR6(2011 0105) |

Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
「いつの間にか乗るつもりになってた」ってぐらいなのですが、兄の影響は少なからずあると思います(恥ずかしいので嫌ですが……)
少なくともトライアンフに憧れたのは、中学生の頃に見た映画『乱暴者』だったと思います。
★ 2 ★
乗ってたおかげで、今お世話になってる皆様にお会いできたことだと思います。
★ 3 ★
トラのフォークの整備中に、ジャッキが外れて倒しました。
すいません。
あんまりないです……。
★ ★ ★
茅ヶ崎の駅を通り過ぎて1号線。
右折するんだかしないんだか煮え切らない加減速を繰り返すラクティスに結局直進されたりしてややムカつきながら「千の川」という川にかかる小さな橋を渡っていると、ふと左手に、思いもしなかったデカさで富士山が見えて驚いた。
すぐに1号線は産業道路と交差する。
左に曲がってちょっといくと右手にあるのがシラノ兄弟舎。
白野君がお兄さんとやっているお店だ。
つまりこのルートでシラノ兄弟舎に行けば富士山が見れます(個人差アリ、つか天気次第)
海にも山にも通じる産業道路。
正月明けの平日なのに、イジり倒したZが走ってきたり、買ったばかり風な6発CBXがぎこちなく通り過ぎたりする。
交通量はそれほどでもないので1台1台のエンジン音がスッキリ聞こえていい感じ、いつもはそうじゃないかもだけど。
産業道路はいい道路。
山田 辰夫が似合う道。
ブレーキどうすんだよ?
5、6年前。
当時在籍していたバイク雑誌で白野君に協力してもらったことがある。
バイク好きな兄弟がやっているビンテージ輸入家具を扱うお店。
でも、お店に行くのは初めてだ。
てっきりそのまま高度経済成長を遂げて今に至っているのだろうと思ってのれんをくぐると(物理的なのれんじゃなくて心ののれん)そこは洋服屋さんだった。
高度経済成長を遂げすぎて(未確認)オリジナルブランドになっていたのだ。
白野君が生きてきた29年間の中には2年間のバイク屋さん時代がある。
整備済みで納車前のバイクでも「あ……あのボルト……」なんて1つのことが気になり出すと止まらなくなり、カウルからなにから外して確認しないと気が済まないハイパー心配性のメカニックだったそうだが、修行を終えた白野君は、バイク屋さんじゃなくてシラノ兄弟舎の立ち上げに参加する(参加者2名)
全部兄貴に任せて俺は裏方をやろう。
と思っていたら、いつの間にか接客担当になっていた。
でもさ、お兄さんの言うことは聞くもんだよね。
だって白野君は見事に接客に向いている。
笑い声がいいし、バリトンボイスだし。
「これ、正月に田舎帰った福島のお客さんのお土産なんですけど、どうですか?」
それは周りがパイみたいになってる丸っこい『ままどおる』製のお菓子だったのだが、この呉服店を改築した楚々とした店内で立ち食いしたら間違いなく周りのパイ生地がぱさぱさ落ちまくると思ったので遠慮した。
タバコでも吸うかな。
一服させてもらおうと外に出ると、白野君がお菓子を持って出てきてさらに「どうぞ」と勧めるので、ぱさぱさ落ちまくるパイ生地を気にせずに食べることができた。
どうこの気の効かせぶり。
素晴らしい接キャキング。
しかも超美味いじゃん、これ。
「おかわり」って言いたかったけど言えずに帰ったのが心残りなので、お盆の後か来年の正月明けにまた行こう。←買えよ
http://www.siranobros.com/


