君はバイクに乗るだろう VOL.43 |
俺はそれがスゴい才能だと思っていた。
雪が降る音が聞こえる耳を持っているなんてちょっとしたX-MENじゃないか。
ちょっとしたX-MENってどの程度のX-MENなのか。
こな〜〜ゆき〜っ(これはレミオロMEN)
聞こえるというか。
雪が俺を起こすんだね。
「降ってますよ〜」って。
雪の朝はバキッと目が覚める。
今だとビールの500缶2本とワンカップ2本を2時間くらいかけて飲んだ翌朝みたいな感じで。
ためらわずに目を開ける。
そして布団の中でしばらく耳を澄ます。
すると雪の音が聞こえてくる。
こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪(新沼 謙治『津軽恋女』より抜粋)
ふしゃっ。
ってなってる雪。
あれ、なに雪つーんだろう。
結構水っぽくて平たくてスケスケな感じのヤツ。
あの雪の音が一番好きだった。
でも昨日の朝は聞こえなかった。
小さい頃は岩手の山奥に住んでいて、今はすぐ近くに246が走ってるところに住んでいるからなのか。
それとも耳が遠くなったのかなあ。
レディース & ジェントルメン! & ザス!
いつも。
ときどき。
今日初めて。
すべてひっくるめて、読んでいただきありがとうございます。
そんな雪トークの途中ですが、VOL.26に登場してくれた橋口君からZ1が盗まれたという許すまじなメールが届きました。
もし橋口君のZ1らしきバイクを見かけたら、どんな些細な情報でも橋口君のブログ(http://hashiro51.jugem.jp/)までご一報ください!(総合司会・坂下 浩康)