船木 昭浩 & Harley-Davidson FLSTN(2010 1027) |

Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
ミッキー・ロークとかシュワちゃんとか、昔のコテコテの映画。
コテコテがカッコいい。
★ 2 ★
田舎道を走ってるのが楽しい。
★ 3 ★
旧車に乗ってて出先で故障してどうにもならなかった時。
★ ★ ★
北野工場長(http://youWbike.exblog.jp/14995285/)の写真を撮り終わって『BULL ORIGINAL』(http://www.mc-bull.com/)の店内へ。
洋服や小物を取り扱うフロア。
レジカウンターに船木君がいた。
名刺を渡してくっちゃべっていると、表に停まっているなっげーマフラーのハーレーは船木号だということが判明した。
そして船木君は、なっげーマフラーのハーレーもスケボーもサーフィンもひっくるめた「ロサンジェルス=L.A.ライフスタイル」が好きなことも判明した。
ホームステイから1人旅。
メキシカンに間違われて両替を頼まれたりしつつもL.A.いいなと。
住みたいほどにL.A.いいなと。
いやいや具体的に何がどういいのか。
「何がイイって天気がイイ」
スッコーーーン!
勝ち目ないでしょ、コレ言われたら。
相手が太陽、つか宇宙だし。
レジの前にはマガジンラックがある。
船木君が「これ、面白いんでどうぞ」と1冊のフリーマガジンをくれた。
『38Timez』(サンパチ)
タイトル上には「本物志向が集まるLOS ANGELS LIFE STYLE」というキャッチが入っている。
いやいやL.A.なんて無理。
だってワンカップは売っててもサンマの刺し身とか生シラスとかは売ってなさげだもの。
と思って読んでみたらこれが素晴らしい。
ローライダーつの? ホットロッドつの? 昔のアメ車。
別に乗りたくはならない。
スケボー、サーフィン。
特にやってみたくはならない。
でもアツいんだ、この雑誌。
丁寧で、作ってる人が編集好きな感じがする。
こういうの見ると俺は勇気が出るんだ!
船木君、おせーてくれてありがとう。
新しいの出たらもらいに行きます(島忠のトイレ経由で)
つって2週間後。
10月なのに船木君の地元・札幌では除雪車が出動していた。
横浜も寒い。
冬の始まりな感じ。
船木君は『BULL ORIGINAL』のジャケットを着て現れた。
下には白い、でっかい、おろしたてのTシャツ。
この白さとデカさと新品感。
「L.A.を走ってるクルマは、ボロボロでもホイールだけピカピカだったりする。そういうところがカッコいい」ってことで船木君が重要視する足元は、敢えて「ハーレー乗ってる感」をハズした新品のスニーカー。
そして3日に1回洗車しているハーレーのサンシャインな輝き。
一つひとつがなんかデカくて分かりやすい。
小技とかヒネリとか要らない感じ。
ちょっとだけL.A.スタイルが分かった気がする。
つって、こないだテレビ見てたらテリー伊藤がL.A.スタイル的なことを語ってたんだけど、曰く「タグや値札が付いたままのキャップをかぶるのは万引きしてきたよって感じを出すためで、サイズが合ってない感じのシャツを着るのは刑務所生活の名残なんですよ」とのこと。
万引き感を積極的に演出!
ロサンゼルスの人の企画力ってスゴい。
きっと天気がイイからだ。


