2010年 11月 16日
原田 高良 & TRIUMPH 6T THUNDERBIRD(2010 0919) |

Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
初めてオートバイを意識したのは小学3年の時。
今でもはっきり覚えてますよ、ビビビッときたことを。
兄が愛読していた大人向けのエロ本……ではなくて、スケールモデルのカタログ本。
角材を組み上げる五重塔とか豪華客船、二枚羽飛行機……。
その中にBSAゴールドスターとTRIUMPH T120 ボンネビルのフルメタルモデルがあったんです。
「バイクに乗りたい!」という欲求ではなく、写真のフルメタルモデルが本当にカッコ良くて。
でも高かったんですよ。
5万円ほどしてましたね。
そして月日は流れたんです。
映画はもうお決まりのマーロン・ブランド『乱暴者』
単純にカッコいい。
今でもそう思います。
6Tサンダーバードを買うキッカケにもなり、革ジャンが好きだったので、しばらくは毎日観てました。
そして、怖カッコいいバイオレンス映画『MADMAX』
細かい描写にリアリティを感じます。
身近に置き換えて想像をして眠れなくなってましたね。
カッ怖いい!
『世界最速のインディアン』は、自分もレースをやってるので、勇気をもらえてハッピーになる。
一番好きな映画です。
でも一番影響受けたのは、やはりレース観戦。
トラに乗る前の20歳頃から、筑波サーキットで『タイムトンネル』や『バトル・オブ・ザ・ツイン』を観戦してました。
「いつか絶対出たい!」
そう思ってましたね。
15年後にようやく実現できました。
今は『レジェンド・オブ・クラシック』というヴィンテージバイクのレースに参戦してます。
★ 2 ★
今から17年前、23歳の時。
2台目のバイク、TRIUMPH TR6Rに出会った時。
その頃はまだストリート系バイク雑誌もなかったし、若手中心で構成されている外国旧車特集なんてまったくといっていいほどなかったから、情報がほとんど入ってこなかったんで、当時は環8と世田道の交差点にあった『リンドバーク』によく本を探しに通ってました。
そんな感じで車種を調べて、好みを確認して、やっと出会ったトライアンフだったんで夢見てるようでしたね。
即買いしました。
それから17年、ずっと乗り続けています。
★ 3 ★
20年以上ほぼ毎日乗り続けているので、失敗、大失敗は本当にあり過ぎて……。
強いて挙げれば、昔、世話になっていたバイク屋さんでトラのTR6Rのエンジンをフルオーバーホールしてもらった時。
「Pリングクリアランスが狭いから丁寧に慣らしてね」
そう言われて渡されたんですけど、せっかちだったので慣らし運転の距離を一気に稼ごうと高速道へ……。
最初は当然丁寧に走りましたよ。
でもバカでしたね。
気づいたら結構アクセル開けてて……。
でも「全然大丈夫だ!」と思って、さらに開けた。
その瞬間「パヒュッ!!」と音がしてエンスト、慌てて路肩へ。
キックを踏んでも重くて下りない。
絶望的でしたね。
焼きついたんですよ、エンジンが1日で……。
★ ★ ★
ここ15年くらいだろうか。
春夏秋冬、出掛ける時はいつも手拭いを持っている。
手拭いの真価。
それは主に夏に発揮される。
汗を拭く。
まあ、それは手拭いだったら誰でもできる基本技。
真価は頭上で発揮される。
待ち合わせ場所を決めて日陰ゼロの多摩堤通り沿いで「15分くらいで行きますよ」という原田さんを待ってる時とかの頭上。
頭の上に、たたんだ手拭いを乗せる。
するとどうだ。
全然脳天が暑くない。
薄くてサラサラの浴衣地なのにスゴい威力だ。
さらに原田さんが待ち合わせ場所を勘違いして、もうちょっと待たなくちゃって時の頭上でも活躍する。
でもちょいちょい風で飛ばされそうになるので、右手か左手で押さえてなくちゃいけない。
「だったら帽子にすりゃいいじゃん」ってことなんだが、僕はどんな帽子も似合わないので(特に野球帽)高校時代、部活でヘッドキャップ(高校生ラガーマンはかぶらなくちゃいけない)をかぶって以来だからもう20年以上も帽子をかぶっていないことになるというかラグビー用のヘッドキャップは帽子なのかどうか。
「帽子ってのはサ、かぶるモンであって、かぶられるモンじゃねえんだヨ」
なんてことを原田さんは言わなかったけど、帽子が似合っていいよなあ。



by hoya3104
| 2010-11-16 08:39
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