藤嶋 秀行 & Harley-Davidson FXRS(2010 0630) |
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
ありとあらゆるバイクマンガ、バイク映画は片っ端から見たかな〜。
でも、その中でも「アマギン」になりたかった。
ハーレーに日本刀くくりつけて走ろうかと思ってた。
捕まるからやらないけど……。
★ 2 ★
地元が北海道だから雪が溶けてきて、一発目に乗るときはやっぱり最高って思うよね〜。
ニヤニヤして乗ってたら知り合いに見つかって、気持ち悪いな〜ってツッ込まれたけど……。
六本木通りを夜中ぶっ飛ばすのも好き。
あの都会感でテンションも超上がる。
タクシーに何回も突っ込んだけど……。
逆に北海道の超長いまっすぐな道も気持ち良いかな。
自然とアクセル全開になっちゃうよね〜。
族が5台くらい前でチンタラ走ってたから、ハーレーで死ぬほどアオったらみんな逃げてったのも笑ったな〜。
こっちは1台なのに。
族やめちまえとか思った。
★ 3 ★
3月の北海道でまだ雪の降る中。
札幌から実家がある函館まで約300キロをCB50で帰った。
思う限りの防寒フル装備で出発したけど、半分走ったあたりで「ヤバい! 寒くて死ぬ!」って思って引き返そうと思ったけど、今戻ってもほぼ行くのと同じ距離だと気付いて泣く泣く走りはじめて、結局8時間くらいかけて完走した時。
マジで死ぬかと思った。
気温マイナス・路面雪道・防寒用品オール皮。
今思うと頭おかしいとしか思えない。
すれ違うクルマの人、全員振り返って見てたし。
飲酒検問突破失敗。
交渉の末に始末書で済んだけど……。
それからお酒は控えるようになりました。
ははははは。
ハーレーのミーティングでテント張った隣が米軍基地のチームの奴らだったんだけど、酔っ払ってそこの奴とモメて米軍基地のテントの椅子蹴りまくったら、そこのボスに長い説教くらいました。
もちろん英語で(通訳付)
ま〜日米交流ということで。
★ ★ ★
BSA後藤君(http://youwbike.exblog.jp/11039267/)の結婚パーティで藤嶋君に出会った。
人徳あふれる新郎新婦の満開なハッピーオーラが降り注ぎ、スピーチがあったりライヴがあったり盛りだくさんな中、藤嶋君は基本そっちのけな感じで樽酒をぐいぐい飲んでいた。
その樽酒は、基本そっちのけになるほどの美味さなんだからしょうがないだろう。
つまり僕も一緒にぐいぐい飲んでしまっていたのである。
藤嶋君はバイク屋さんのメカニックだった。
ほんじゃ今度遊びに行くよ。
かなんか言って後日。
だいたいの場所を後藤君に教えてもらって向かったのだが目印を見落として通り過ぎ、あ〜、Uターンするトコねー、って感じでそのまま帰る。
ってのを2度経験した僕は、3度目で目印を発見した。
246から少し入ると小さな商店街が始まった。
店先で焼き鳥を売っているお肉屋さんの向かいに小さなバイク屋さんがある。
店内にはスクーター。
表にもお客さんのものと思われるビッグスクーターが1台。
街のバイク屋さんとは、これだ。
しかし裏に回ると雰囲気が一変した。
そこには藤嶋君が預かっているバイクが並んでいる。
ハンドルだか足回りだかを換えたという黒いZ。
キャブのセッティングが全然出ないという面倒くさげなCB750F。
スポーツスターのカフェレーサーは車検だという。
いや全部カッコいいんだけど、なにこの脈略のなさ。
でも脈略のなさの裏に人脈の濃さを感じさせる。
おお、おお。
誰の誰の?
紹介してよ。
ってことでそれから藤嶋君は何人ものお客さんを紹介してくれたのだが、愛車のハーレーは初めてお店に遊びに行った時からカスタム中でなかなか完成しなかった。
あれから約1年。
「ようやく出来たよ〜」ってことでやっと撮れたというわけだ。
休みの日は朝から飲んでいるということで不安だったのだが、藤嶋君は飲まずに来てくれた。
それって当たり前か。
飲んで暴君化すると人にオニギリを買ってこさせるという噂の藤嶋君は『アシスト』のスゴ腕メカニックちゃんです。http://www.assist94.com/