更新後記 VOL.30 |






うっわ、飛ばしてんな〜。
ってのが一番分かりやすいんだけど、ある夜。
なんの帰り道だったか。
終電ギリギリだったけど珍しく乗り過ごすこともなく最寄り駅で降りて家まで歩いていると、1台のタクシーが僕を追い越して止まった。
降りてきたのは1人の女子高生。
いや、中学生かもしれない。
とにかくティーンの女の子なのだが、なんでその場所でタクシーを降りたのかが分からない。
左には自民党の選挙事務所みたいプレハブの建物。
その先にはクルマが15台くらい置ける砂利の駐車場。
ちょっと先にはアパートがある。
人影まばらな夜の道。
どうせ帰るんなら家の前まで行くだろう。
ま、料金的な問題か。
降りるなり、というか携帯で話しながらタクシーを降りた女の子は俺の前を歩いている。
と、いきなり声がデカくなった。
「つか、なんで!?」とか言っている。
そして、「も〜〜っ!!」と叫んだ瞬間、女の子は突然しゃがみ込んで泣き出した。
それもシクシクとかじゃなくて、ノッケからギャーンって感じなのだ。
助走なしで号泣。
スゴいスピードだなあ、と思った。
つい先日。
土曜日の午後、撮影に行こうと電車に乗っていた。
渋谷から乗ってきたのは1人の女子高生。
いや、中学生かもしれない。
女の子は俺の正面に座り、まあ、そうするだろうなあ、って感じで携帯をちゃこちゃこ打ち出した。
宮崎君に似てるなあ。
でも宮崎君のほうが可愛いな。
ちなみに「君」っていうくらいだから宮崎君は男だけど。
と思いながら、少し下唇を突き出し気味に携帯をいじる女の子を見ていた。
別に女の子を監視しようと思っていたわけじゃないんで、車内吊りの広告かなんか見たのかなあ。
で、また、ふっと、宮崎君より少し不細工な女の子を見ると寝ているのである。
俺的には「ちょっと目を離したスキに」って感じで数秒しか経っていない。
でもその寝っぷりが、ちょっと目をつぶってスヤスヤとかじゃなくて、ノッケからンガゴーって感じなのだ。
しかも、その睡眠はすでにかなり深いエリアに突入しているらしく、全身が前後左右にグッラグラ揺れまくっている。
「ビートに身を任せてる」感じで。
スゴいスピードだなあ、と思った。
レディース & ジェントルメン & ザス!
いつも。
ときどき。
今日初めて。
すべてひっくるめて、読んでいただきありがとうございます。
女の子のスピードは見習うべきものがあると思います。(総合司会・坂下 浩康)
追伸・トライアンフ明石君(http://youwbike.exblog.jp/11644099/)が自身のブランド『ROCK STEADY soul rebels works』のHPをプンオーしたのでリンキングしときヤ〜ス。




