大野 裕介 & Harley-Davidson XLH883 |


Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?

★ 1 ★
『西部警察』の舘ひろしのカタナにやられたかカタナに乗っていた舘ひろしにやられたかのどっちか。
小学生の頃、頑張って作ったCBとカタナのプラモを9歳離れた弟(当時1、2歳)に壊された時は確か泣いた。
あとはマッドマックス、イージーライダー、750ライダー、キョーダイン、バリ伝、ふたり鷹、ライダーマンとか。
★ 2 ★
トンネルの中でブォンブォン吹かす時。
★ 3 ★
せっかくの撮影なのでモヒカンにしたかったのに、頭皮に吹出物ができてダメだったこと。
★ ★ ★
三郷。
そのジャンクション的な響き。
よく聞くというかよく通るけど、たぶん一生降りないわなあ、用ないし。
と思っていた三郷に行くことになったんだからマイレボリューション。
そんな時に限って「下道で行ってみよっかな〜」なんつっててれてれドライヴしていたら当然のごとく迷い、綾瀬の交番で道を聞いて荒川を越え、川沿いの道を行ったり来たりしたのだが、河川敷に下りられるところが見つからなかったのでまた荒川を越えて、少年野球チームが練習しているグラウンドに辿り着いた。
ユウスケ君に電話をする。
荒川を渡ったとはいえ隣町、まあ準地元みたいなもんだから「ああ、あそこね」てなもんだろうと思ったらそうでもないらしく、ユウスケ君はでっかい埼玉県地図を持って現れた。
883のリアシートには振り分けバッグが片方だけぶら下がっていて、もう一方には白いスポーツバッグがくくり付けられている。
スポーツバッグって久々に言ったなあ。
そういやスポーツ刈りって、今も現役で床屋さんのメニューにラインナップされているのだろうか。
しかし明らかに強引だ。
どう見てもそのスポーツバッグはバランスが悪い。
でも、そこには理由があった。
「こんな感じでいいですかね?」
いにしえの『ツーリングGOGO』が1冊出てきた。
挟まれていたのは手書きのメモ。
そこには3つの質問に対する回答が書かれていた。
「バリエーションつけたほうがいいかと思って」
帽子が出てきた(結局未使用)
「撮影なんでテンション上げなくちゃと思って」
CDラジカセが出てきた。
自ら持参したBGM付きで撮影をしようというのである。
これをスポーツバッグに入れて横にぶら下げてきたのか。
ズバリ言ってラジカセが可哀想である。
当たりまくりでしょ、サスとかに。
しかし、雑な扱いを受けた割にラジカセはいたって健康。
ビクともしません、って感じで鳴り出した。
河川敷にスレイヤーが鳴り響く。
883の横に腰掛けたユウスケ君は、ふんふんふんふんリズムを取っている。
僕はリズムを取るでもなくサビを一緒に歌うわけでもなく写真を撮る。
ちょっと移動しましょう。
883はユウスケ君にまかせ、ラジカセをバッグに入れて運ぶ。
そしてまたスレイヤー。
ユウスケ君はふんふんふん。
僕は写真を撮り続ける。
つか名前しか知らないんだよなあ、スレイヤー。
そんな僕のノーリアクションぶりを見て、ユウスケ君はCDをギターウルフにチェンジするというナイスな河川敷DJぶりを発揮してくれた。
カミナリワンが、ワイルドゼロが、河川敷にとどろき渡る。
「俺も弟とバンドやってたんすよ、ベースで」
おお、ベースマンだったんか。
じゃあ、ビリーさんっぽいポーズで撮ろう(結局未使用)
青空ウルフは気持ちがいい。
なんだかフェスに来ている気分だ。
サンキュー、河川敷DJ!
そんな河川敷DJの第一人者、ユウスケ君はベースマンとしてバンド復帰を狙っとります。
「好きなのはハードコアパンク、でもポコチンロックのニオイがぷんぷんするベースをお探しのバンドさん、僕なんかどうでしょう?」
ということで、ユウスケ君に興味を持ったバンドマンの方、いらっしゃいましたら当ブログにコメントください。折り返し本人から連絡してもらいや〜す。
