森 大二郎 & TRITON(2009 1214) |


Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?

★ 1 ★
兄貴。
映画『WILD ONE』
ROCKERSの写真集
★ 2 ★
もちろん乗っていて常にサイコ〜!!! なんですが、いろいろな仲間に出会えたこと。
★ 3 ★
事故……。
それ以外はトラブルも楽しんでいます♪
★ ★ ★
新中野駅から環七に向かって青梅街道。
環七を行ったり来たり渡ったり、途中でブリトーを食べたりしつつ結構歩いた。
つまりはロケハンが難航したので、大ちゃんを待たせてしまった。
1時くらいって言ったのに、もう2時近い。
サーセン!
つって電話をすると大ちゃんは。
「もう革ジャン着て待ってました!」
申し訳ないくらい気合いの入った待機っぷりである。
でも良かったかも。
ロケハンに時間が掛かっちゃったお陰で、ずっと曇ってたのに太陽が出てきた。
こういう太陽の出方は好きだ。
幕が上がった感じがして。
太陽が出るのを待っていたように輝くメッキタンク。
「どうしても英国車」
大ちゃんが選んだトライトンは、タンクのみならずキラキラしている美車なのだが、クルマに衝突されたりなんだりで、なんと2度も全損している。
2回ですよ、2回。
目も当てられないような姿になっちゃった愛車トライトンを2回も見てるわけですよ大ちゃんは。
でもって2度とも大ちゃんとトライトンは乗り越えた。
大復活の度にSRのパーツを流用したりして、より強く進化してきた。
大ちゃんの折れない心に、トライトンが応えたのである。
それはきっと大ちゃんが「バイクには意志がある」と思っているからだ。
心が折れなきゃ、バイクは応える。
僕もバイクには意志があると思っている。
生き物だと思っている。
尊敬している。
意志っつーか、作り出した人間サイドからすると単純に年式で見てるけど、バイクは「君達は僕を80年式だから今年で30歳って見てるけど、違うの。人間の30歳とバイクの30歳は違うの。俺ら全然タフなの」って言っている。
乗ってる人間が見たことがない景色を旧いバイクは知っている。
30年前の道を走った時の風とか。
40年前のタイヤが跳ね上げた小石がエンジンに当たった時の痛さとか。
そういうの、バイクが話してくれたら楽しいよね。
大ちゃんは原宿『Attractions』のスタッフちゃん。
紹介してくれた『Attractions』代表のTRIUMPH トモナリ君(VOL.17を見てね)やエディーさん(VOL.15を見てね)が大ちゃん大ちゃん言うもんで、初めて会った僕も最初から最後まで大ちゃん大ちゃん言ってしまいました。
そんな大ちゃんのブログは下記でーす。
http://motorcyclediaries09.blog91.fc2.com/
