小松 雄二郎 & URAL Gear-Up(20091110) |
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
17の時、赤いエリミネーターに友達が乗ってるのを見て。
その後、自分の物になりました。
★ 2 ★
昔、彼女とノーヘルで霞が関の官庁あたりで検問に引っ掛かって、しつこいパトカーから20〜30分逃げてた時。
★ 3 ★
首都高や地方で止まった時。
押しがけ。
遠くでカギを無くした時。
ハサミで自分のバイクのキーボックスを壊すのは泣ける。
ちなみに3回やりました。
それと、ぶつけてきた相手が保険に入ってなくて、しかも貧乏で老人でいい人だった時。
★ ★ ★
「も〜、たのんますよ〜」
小松さんに出した年賀状に僕はメッセージを託した。
何をたのんますだったのか、というと。
撮影は去年の11月10日。
撮影後、僕はいくつかの質問が並んだアンケートを送った。
小松さんは、自身のブランド『blackmeans』の展示会を1ヶ月後に控えてるけど他の業務が忙しくてまだ全然手を付けられず、ほとんどゼロみたいな状況だったのだが、作業が煮詰まった時の気分転換になればという思いもありつつ。
果たして展示会は12月中旬にずれ込んだ。
表参道のアトリエに顔を出し、小松さんのアーティストぶりがぶんぶんに炸裂した革ジャン、革の半ズボン、三角オニギリ型のウエストバッグ等の作品群に圧倒されつつ、アンケートの回答を「も〜、たのんますよ〜」とせっつく。
「すんません! クリスマスには送りますよ」
ざすざす。
展示会が終わって一段落すれば大丈夫だろう。
と、思っていたら年が明けてしまった。
三が日の執行猶予を与えた後で電話してみると、近々ベルリンまで出張があり、その準備に追われているとのこと。
逃がすかーーッ!
ってことでせっついた結果、お答えが届いたのは1月7日だった。
なかなかのブッチギリぶりである。
しかしこのブッチギリぶりは今に始まったことじゃないようだ。
専門学校時代を知る友人、GT750 神君(VOL.11に登場)の証言によると、当時から小松さんは「それ、イケてんの?」的な周囲の目線なんてお構いなしなオリジナリティでブッチギっていたそうである。
ナチヘルでエリミに乗る。
エリミの車高を上げてみる。
エリミをオフ車っぽくしてサーファー系のステッカーを貼ってみる。
革ジャンのカスタム。
革パンの上に半ズボン。
そんな大小様々なブッチギリの延長線上に、小松さんの今がある。
400を3台にナナハンを1台。
エリミだけ4台を乗り継いで、ウラルのサイドカー。
しかもこれ、1台目をもらい事故で潰された後の2台目である。
この、教科書を全然読んでない感じ。
自作の革ジャン & 革パンで、「日本に何台いるの?」的なサイドカーを乗りこなし似合いこなす。
めまいがするほどのオリジナリティ。
ジャンルレスでチャーミング。
日本代表に招集したい選手の1人だなあ(監督談)