木曽 大博 & Harley-Davidson FXE(20091108) |

木曽 大博。
木の中に「大」があって、曽の中に「博」が入ってる感じで。
ナイスネーミングだぜお父ちゃんお母ちゃん!
ってことで木曽君に3つの質問で〜す。
Q1:バイクに乗ろうと思ったキッカケっていうか、影響受けたモノを全部おせーて。
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時のこと、おせーて。
Q3:史上最悪の出来事をおせーて。

物や他人からは、影響を受けない。
自分のインスピレーション・経験・信念からすべては始まる。
むしろ、他人に影響を与えてる方だと思う。
★ 2 ★
グラチャンにて、高速上に捨ててあるバイクやクルマに油を入れて遊びつくした後、ブツケたり蹴ったり叩いて壊したこと。
まず自分の大切なバイクやクルマを故意に壊せないでしょ!?
★ 3 ★
最悪とは思わない。
その出来事が今後の自分の経験値になっていくから。
★ ★ ★
Q4:高速上にバイクやクルマが捨ててある世界。って、どこの国の出来事なんだそれは。なんなんだグラチャンって。木曽君おせーて。
★ 4 ★
河口湖ICで降りて富士山を目指して走って初日の出を見る1日限りのパレード。
今から15、16年前。
僕が高校生の頃ですが、当時500〜600台はいたかなあ?
みんな盗難車の屋根ブッタ切ったり竹ヤリにしたりロケットをカチ上げたり、目立ってナンボだったワケでありまして、故障したりガス欠したりで帰りなんかは路肩に捨ててくワケですよ。
僕らは参加2年目から、軽トラにガソリン目一杯のポリタンクを何個も積んで行って、捨てられたクルマを復活させて遊んでました。
正月だけは敵対しているチームがいても喧嘩御法度だったんですが3、4年目の時に抗争が起きたり、車両を燃やすなんてこともあったりで、年々料金所の取締が厳しくなり、時代とともに風化していきましたね。
友達の1人は、それでも走って行って検問で止められ、ガタくってスボスボと引き返す姿を「警視庁24時」的なTVで撮られたりしてました。
それ見た時は大爆笑しましたが……。
てな時代でした。
★ ★ ★
問題:「捨ててあるクルマを甦らせてはまた捨てる」とは何か?
1/リサイクル(Recycle)
2/リデュース(Reduce)
3/リユース(Reuse)
4/リオのカーニバル(Rio Carnival)
正解:一瞬3、気持ち的に4
「ほんじゃもう一発、撮りましょう」つってお店の前。
「ちょっと待っててください」
作業場の奥にあるオフィスに消えた木曽君は「そんなのどこで売ってんのよ?」的なサングラスをかけて戻ってきた。
と思ったら「あ、そうだ! こないだドンキで……」
とUターン。
再び戻ってきた両手には「そんなのどこで売ってんのよ?」「ドンキです」的な軍手が装着されている。
そして、ポーズ。
小道具含めて盛りだくさん。
絶好調にしか見えない男である。
お店の隣には畳屋さんを挟んでNAPS世田谷店。
目の前には多摩堤通り。
日曜日ということもあり、クルマは途切れることもなく、NAPSにも次々バイクがやってくる。
つまり木曽君は仁王立ちのまま、結構な交通量の人々にジロジロ見られたりパッと見られたり、パッと見た瞬間に目を逸らされたりしているのだが、お構いなしでポージングを続けている。
しかも「恥ずかしいから早く撮って……」的な雰囲気ではなく、なんならこのまま銅像になってもいっすよ、くらいな構えでもって。
不敵とは、これだ。
車検代行をメインとする木曽君のお店『ANTI HARD WORKERS』には、全国のショップからカスタムバイクが集まってくる。
この日も店頭には数台のハーレーが並んでいた。
木曽君とくっちゃべっていると、業者さんがやって来たので席を外す。
NAPSでも散歩してみるか。
僕には今、欲しい部品も用品もないので入ったはいいけど間が持たない。
「ヨシムラ」風の「ムラムラ」ステッカーを見て、90年代初頭、オフィシャルのヨシムラ&モリワキステッカーを自分で切った貼ったして作った「ムラムラ」「ヨシワラ」「モリモリ」ステッカーをMVXだの1150EFだのGS650Gだのに貼っていた友達のことを思い出していると木曽君から「終わりましたよ」と電話。
商談は終了したようである。
お店に戻ると缶コーヒー片手に木曽君が迎えてくれた。
ワケ分かんないオッサンに対してもこの心配り。
素敵とは、これだ。
木曽君のお店『ANTI HARD WORKERS』のHPは下記でーす。
木曽節&絵文字乱舞のブログを読んで絶倫を分けてもらいましょう。
http://uncrowned-king.jp/
