春日歩 & Harley-Davidson XLH(20090906) |

Born to beなワイルド感、およびMADなマックス感に伴って、寝袋とかマットとか、巻き物系の荷物を無造作に積むことに憧れた時期があった。
春日号は寝袋はおろか、荷物が全然積めなさげである。
ミヤマクワガタのメスのヒップラインっぽいキュートなシートが荷物をキッパリ拒絶している。
欲しいのはこのカタチ。
そして「要らねえ!」ってものを削ぎ落としていく。
何を付けるかじゃなくて、何を捨てるか。
カスタムってそういう作業なのかなあ。
どうなんでしょう、春日君。
ということで春日 歩君に、僕から3つの質問death。←若ぶった表現
Q1:バイクに乗ろうと思ったキッカケっていうか、影響受けたモノを全部おせーて。
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時のこと、おせーて。
Q3:史上最悪の出来事をおせーて。

仮面ライダーなどのヒーローもの。
いろいろと教えてくれる先輩方。
★ 2 ★
学生時代は自転車で通ってた道をバイクで走った時。
女性の腕が腰に回った時。
新二子橋の上。
★ 3 ★
幸せなことに、まだ最悪と思ったことはまだありません。
結果オーライで。
★ ★ ★
日曜日感しりとり。
午前11時くらいにAMラジオから流れてくる誰かがリクエストした山下達郎。
裏の駐車場にいろんなアメ車が雑に並んでいるアメ車屋さんから流れてくるオールディーズ。
相撲の千秋楽の午後6時の切なさ。
サザエさんサザエさん、サザエさんは愉快だな。
名古屋場所の千秋楽の午後6時の切なさ。
サザエさん。
日曜日感のるつぼ。
それは多摩川。
そこでは、日常の姿から変身した各種マンが正義のためではなく自分のために戦っている。
自転車マン。
ランニングマン。
へらぶな釣りマン。
川を渡る風は爽やかさを通り越してバーベキュー臭く、焼き鳥臭が充満する夜の田園都市線・溝の口駅のホームに立っているような気分になれる。
風の声が聴こえた。
「ま〜、ビールでも飲めば〜」
実際、春日君は乾杯気分だった。
待ちに待ったカスタムXLHが2年越しで納車されたのである。
車検待ち。
修理待ち。
バイクに「待ち」は付き物だ。
カスタム待ち。
この待ちはちょっと違う。
車検や修理は「やむを得ない」待ちだが、カスタム待ちは「しなきゃしないで済む」待ちだ。
だってイジらなきゃ別にそのまま乗っていられるんだから。
ここが分岐点である。
春日君が選んだのは「待ち上等」の大カスタムだった。
僕はカスタム待ちをしたことがないので、その待ち時間がどんだけワクワクする時間なのか分からないのだが、XLHがこのカタチになるまで費やされた2年間、待ちに待ち続けた春日君の気持ちを想像した結果、郷ひろみに行き着いたので発表しよう。
「会えない時間が愛育てるのさ」(『よろしく哀愁』)
いかんせん古いdeathね。←古さをごまかすための若ぶった表現
アユム君は、DRUNK FUX(ギター&ボーカル)/100X100 from L.A.(ベース)という2つのバンドをやっとります。
それぞれのHPおよびHP代わりのブログは下記でーす。
DRUNK FUX
http://www.drunkfux.jp/
100X100 from L.A.
http://100x100.sblo.jp/
でもって春日号を作ったカスタムビルダー「ヒデモ」こと『ヒデモーターサイクル』のHPは下記。
ワカコ夫人プロデュースによる「春日号爆走PV」絶賛上映中dea〜〜th。
http://www.hidemo.net/
