2009年 09月 16日
馬場浩平 & ROYAL ENFIELD BULLET350(20090730) |

店主はVOL.3に登場してくれた藤井 康君だ。
ある夜、凛の前の歩道でエンフィールドを見た。
ポン酢ラーメン。
当たり前だけどポン酢の味がするね、このスープ。
食べ終わって外へ出るとエンフィールドは跡形もなく消え去っていた。
僕が見たのは魔墓狼死、いや幻だったのか?
店主を問いただすと知り合いだというので早速紹介してもらった次第です。
ほんじゃ馬場浩平君に、僕から3つの質問で〜す。
Q1:バイクに乗ろうと思ったキッカケっていうか、影響受けたモノを全部おせーて。
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時のこと、おせーて。
Q3:史上最悪の出来事をおせーて。

『バイクメ〜ン』
★ 2 ★
バイクを買う時、初めてエンジンを掛けてもらって、おーいいなー、カッコいー、と思いました。
単気筒の振動の感じがカッコ良かったです。
あと、自分で直したり、イジったりしてると楽しい~。
ピカピカでいつでも調子がいいバイクより、少し調子悪いぐらいが好きです。
友達みたいな感じがしますね。
「癖があるからよく知ってないと俺しか乗れないぜ」みたいな。
俺、バイク乗るために走りに行ったりとかはしないんですよ。
ツーリングとか行ってみりゃ楽しいかもしんないですけど、今のところスケボー以外に大事な時間をあんまり使いたくないんです。
でもスケボー行く時は一緒だし、電車とか嫌いなんで毎日ぐらい乗ってますよ。
だから仲良しです。
★ 3 ★
足をタンクにぶつけて1週間くらいスケボーができなかったこと。
★ ★ ★
曇り空。
降りそうな濃い灰色なのか。
うっすら明るい灰色なのか。
それが見えない夜の撮影は気を揉む。
天気予報はあてにしねえでジェット指令に命をかけたいところだが、夜は天気予報をあてにする。
だって悪いじゃん。
仕事終わってクタクタのところを呼び出して撮影に付き合ってもらって、ほんじゃありがとーッ! お疲れーッ! って時に雨がザーッて降ってきたら、申し訳なさすぎるじゃん。
しかし、馬場君はかたくなに夜なのだった。
「じゃあ、水曜日で」
雨だった。
正確には雨が降ったり止んだり。
降水確率60%くらいだったのだが延期した。
「今度の土日、どっちでもいいですよ」
しかし、馬場君は断固として平日の夜なのだった。
なぜか。
週末はスケボーに乗るからだ。
エンフィールドに乗り出して1年。
ツーリングというものを、馬場君はしたことがない。
というか、しないのだ。
週末はスケボーに乗るからだ。
だったら、バイクならなんでもいいじゃない?
ここだ。
ここが境界線である。
1年前、馬場君は境界線の上に立っていた。
右にはYAMAHA MAJESTY Type C(仮名)
左にはROYAL ENFIELD BULLET350(本名)
馬場君が選んだのは……!
答えは30秒後。
なんで。
助手席に1人のロッカーズを乗せた僕は、福生に向かって16号を走っていた。
まつりだ。
まつりだまつりだ。
横田基地のまつぅ〜りぃ〜(字余り)。
歩道を埋め尽くす人の群れ。
交通整理の警官。
やたらタトゥー率の高い出店のオニイちゃん達。
反対車線に出ようと右折して脇道に入る。
そして16号に復帰する直前だった。
「うっわ。どんなヤツが乗るんだろうねえ、ああいうの」
そこには痛いほど緑色に塗られ、ロンホイ(使い慣れない言葉なので書いてて違和感)&ローダウン化されたビッグスクーターが停めてあった。
じりじり進むと、ひょいと横からオーナーとおぼしきオニイちゃんが現れた。
その瞬間、助手席に乗っていた1人のロッカーズがつぶやいた。
「アイツ、掛け算できなさそうだね、7の段とか」
失礼なやっちゃな。
思わず納得したけども。
1年前、馬場君は境界線の上に立っていた。
前にはYAMAHA MAXAM(仮名)
後ろにはROYAL ENFIELD BULLET350(本名)
馬場君が選んだのは……!
続きはWEBで。
WEBか、これ。
境界線上の馬場君は、最高の選択をしたと思う。

by hoya3104
| 2009-09-16 22:03
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