伊藤 拓 & BMW R65(20090729) |

そうなのだ。
伊藤君は2台の水平対向を持っている水平タイカー(=水平対向に乗っている人の通称。誰も言ってないけど)なのである。
お。
そういえば水平タイカーはまだ撮ったことなかったぜ。
つまり伊藤君は当ブログでは初登場の水平タイカーってわけだ。
やったぜ!(無闇やたらに)
ほんじゃ伊藤君、僕から3つの質問で〜す。
Q1:バイクに乗ろうと思ったキッカケっていうか、影響受けたモノを全部おせーて。
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時のこと、おせーて。
Q3:史上最悪の出来事をおせーて。

幼い頃から父親がバイクに乗っていたので、タンデムシートで育ったと言うと言い過ぎですが、そのくらい好きでした。
現在BMWに乗っているのは父親が乗っていたR65Rや100RSの影響からでしょう。
★ 2 ★
調子が悪かったバイクが、スムーズにキックでエンジンが掛かった時。
田舎で子供に手を振られた時。
★ 3 ★
酒を呑んだ後、バイクで帰ろうとまたがった途端、バイクを倒してタンクが凹み、俺は更に凹む。
真夏の都内。
アスファルトが溶けてバイクが倒れ、縁石にタンクが直撃して凹み、俺も凹む。
★ ★ ★
他に何が要るだろうコーナ〜!
「いい街にあって欲しいものは何?」
安くて美味い焼き鳥屋。
名前だけじゃない「市場」。
規模の大小問わず、年に一度はお祭りがある神社。
ポッと出(正確にはポッと植え)じゃない桜の木。
他に何が要るだろう。
『革工房TAKU』に行った。
板張りのフロア。
奥には、一見して旧い、それでいてしっかりメンテナンスされた、音が聴きたくなるような、よく走りそうなミシンが、「重鎮」って感じで陣取っている。
作業台の上には分厚い革が1枚、これから新しいカタチに生まれ変わる瞬間を待っていた。
入り口横には、「こんばんは〜」って入ってったら奥から蝶ネクタイのマスターが出てきそうな、いや、出てこないほうがおかしいだろ、っつーくらいに雰囲気満点のBAR風カウンター。
棚には各種アルコールが並んでいる。
歌声。
ギターの音。
手拍子。
工房は、ときにはライヴハウスになる。
両隣は居酒屋と洋食屋さんだ。
そのまた隣には銭湯がある。
なんなんだこの三役揃い踏みは。
なんなんだこの銭湯までの距離は。
これなら工房から全裸で行っても問題ない。
あるか。
工房の中にはBMWの水平対向が置かれていた。
ここは伊藤君の城だ。
基地だ。
ガレージだ。
他に何が要るだろう。
撮影が終わった
「明日納品なんです」
伊藤君は手帳用の革をなめしている。
つまり伊藤君は職人の顔に戻っているのだが、僕はまだ工房に残っていた。
私用で大至急、写真をスキャニングしなければならなくなってしまったので、伊藤君のスキャニングマシンをお借りしているのである。
というか使い方が分からないので、伊藤君にすべてをお願いして完全に仕事の邪魔をしているのである。
他にいろいろ要るなあ、僕は。
伊藤君はバッグや小物類のオーダーメイドはもちろん、バイクのシートの張り替えもやったりすることもある。
くたびれてしまった、疲れ果ててしまった、寿命が尽きかけている、といった革製品でも、「いま一度愛情を注ぎたい」という気持ちでお願いすれば、伊藤君はなんとかしてくれそうな気がするので、新百合ケ丘フィーバーの際には是非ともお立ち寄りください。
『革工房TAKU』のHPアドレスは下記ざす!
http://www.k-taku.com


