矢吹孝之 & HONDA FTR223(20090722) |
矢吹君の、今、FTRを敢えて選んで乗っている「右に倣わなイズム」に、そもそもバイク乗りってそういうトコあるよね、と僕は改めて思ったのであります。そんな矢吹君に僕から3つの質問で〜す。おせーてくださ~い。Q1:バイクに乗ろうと思ったキッカケっていうか、影響受けたモノを全部おせーて。
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時のこと、おせーて。Q3:史上最悪の出来事をおせーて。

小学校時代。
当時ヤンキーだった10コ上の従兄弟の兄ちゃんを、やたら大人に感じてました。
その兄ちゃんがバイクが好きで、自分も「大人への憧れ」という絶対的なツールとしてはバッチリと思い、バイクに惹かれていきました。
中学校の頃は鈴鹿8時間耐久レースを観て、一瞬ですけどレーサーレプリカの魅力にハマった。
イラストが得意だったので、ハングオンしているバイクをよく描いたなあ。
高校に入って音楽を始めると、なんとなく音楽と結びつくバイクが気になりはじめて、ロッカーズあたりに影響を受けた。
中型免許は東京に出てきてから取りました。
「ロック=ロッカーズ」的な影響も残りつつ、カフェレーサー仕様のHONDA GB400TTに乗っていましたが、徐々に「ロック=何々」は払拭されていきました。
そして、なんでもアリ的感覚で、様々な分野から影響されたものをフィードバックするようになった。
仕事場の上司の影響で、ハーレーに目覚めたり。
年代別のエンジンの形状に面白さを感じたり。
現在は誰の影響というより、手薄なバイクを探して1人でニヤけてます。
★ 2 ★
ほぼ上半身裸の状態で高速を爆走した時。
★ 3 ★
ガソリンスタンドがないところでのガス欠。
物凄い台風の次の日に、すっかり晴れたのでツーリングでも行こうと外に出たらバイクが無くなっていたこと。
半年後にボロボロの状態で発見。
★ ★ ★
山手通りを歩いていると、すれ違ったオバちゃん2人が手をかざしながら空を見上げて「見える見える」と言ったので、僕も振り返って1秒だけ、欠けた太陽を見た。
前のは46年前。
日本で皆既日食が見られるのは、50年に1回ってトコなのか。
矢吹君と出会ったのはその4日前だった。
駒沢通り沿いにあるショップ『MItsuME』の2階。
Tシャツが並んだフロアの向こうでソファに座り、ノートパソコンに向かっている男が1人。
見たところ、お店のスタッフではない感じ。
いや、単に僕が会ったことがないだけで、HPの製作を担当しているデザイナーちゃんとか?
ひとまずソファでタバコが吸いたい。
ここはお近づきになるしかないだろう。
ざ〜す。
とか言いながら名刺を交換する。
矢吹君は音楽を作ったり、イベントを企画制作したりするクリエーターだった。
聞けばバイクに乗っている。
「下に停めてあるFTR、僕のですよ」
あ……。
FTRだったのか。
ついさっき、道ばたにバイクを停めてガードレールを乗り越える瞬間、あ、バイクだ、って思って矢吹号の輪郭を見た僕は、オレンジ色のタンクのノーマルTWだね、と判断したのだが明らかに間違っていたようである。
そんな心の葛藤を見破られないように、「せっかくパソコンを開いてるんだから僕のブログを見てちょうだい」かなんか言ってページを開いてもらった。
そして「良かったら写真を撮らせてちょうだい」とお願いしたのだった。
人と人との出会い。
それは皆既日食にだって負けていない。
君は太陽で、僕は月だ。
僕が太陽なら君が月だ。
いつか君と、皆既日食みたいに出会いたい。
意外とそのへんで皆既日食は起きるのかもしれない。
「アーティスト・矢吹孝之」の思いがブンブンに詰まったメッセージが発信されている矢吹君の公式HPは下記で~す。
http://www.yabukisamuesta.com/


