君はバイクに乗るだろう VOL.3 |
なんかカッコいい響きだぜ。
『西部警察』だったら石原裕次郎がオープンカーを飛ばして昔の彼女に会いに行く、みたいな街、横浜。
濱マイクが住んでいた横浜。
15年くらい前、リアガラスに「YOKOHAMA MY SOUL TOWN」ってデカデカと貼った横浜ナンバーのクレスタを環7で見掛けて、チーム名とかショップ名なら分かるけど、それはアナタの座右の銘? サイン頼まれたらサインの横に書く感じ? それとも自分で作詞作曲した歌のタイトル?……って感動したことがあるのだが、あのクレスタは今も走っているのだろうか、といちいち思い浮かべてしまう横浜。
今から横浜。
少なくとも、「どこ行くの?」って聞かれた時、「ちょっと溝の口の丸井まで」って答えるよりはカッコいいと思う。
でも溝の口の丸井にはバイクの駐輪場があるんですよ。
客層がいいんだなあ、溝の口の丸井は。
特に1階の奥にある屋台村みたいなとこの客層が玉川高島屋とは明らかに違う感じでホッとするんだよねえ。
横浜だったらどこでも裕次郎やマイクのニオイがするかといったらそうでもないし、僕が今から行く横浜は海が見えない横浜なんだけど、『西部警察』のオープニングテーマと『くちばしにチェリー』を歌いながら走ることにしよう。
そういう気分で。 (総合司会・坂下浩康)