君はバイクに乗るだろう VOL.151 |
環八を越えると前方に、あそこの店員さんだよね。って丸わかりなジャケットに派手なメットをかぶった黒いスクーターが走っていた。
開店10分前には着くだろうけどそれほど余裕でもない時間帯。当然のごとく彼はビシビシと車線変更を繰り返して進んでいく。でも左のウインカーを点けっ放しなので後ろから見てるとちょっと怖い。
翌日。なんとな〜く246を使わずに尻手黒川道路から中原街道にインして会社に向かっていると武蔵中原駅近くの上小田中交差点、ジョナサン前に四灯焚いた(アツシ/SNAKES調)パトカーが1台。歩道には昨日の黒いスクーターが止まっていた。
正確にはスクーターだけを見て「あ。昨日の」って思ったんじゃなくて、丸わかりジャケットと派手メットで分かったんだけど彼、やっちゃったんだね。事情聴取的なやつでしょ今。
この交差点は車道を横断する地元民がやたら多いので、中央線にオレンジ色でゴム製のびよんびよんする棒。なんつのあれ?が、立ってるんだけどあまり効果がないから徐行しないとヤバい。
つって徐行していても、クルマの向こうから車道を突破してくる人影を確認。だーかーらー。ここじゃなくてほらすぐそこの横断歩道。そっちを渡りましょうね。と指導してやろうと思い、驚いたフリしてキュッ!って止まったらそいつはビビるどころか「は?」みたいな顔をしたババアで、思わず「危ねえだろっ!」と怒鳴ったところ即座に「どっちが!」と言い返されて川崎の田舎が嫌いになったりする。
たぶん黒いスクーターの彼の前にもそんなババアが現れたんじゃないかと推測したわけだが俺が言いたいのは派手なメットって良くも悪くも「あいつだ!」感があるんだね。つい先日、出来心で今までかぶったことがない俺的には派手なメットを買っちゃったから気をつけよう。
レディース & ジェントルメン & ザス!
いつも。
ときどき。
今日初めて。
すべてひっくるめて、読んでいただきありがとうございます。
固定式のシールドにして後悔。上げたい。シールドを。(総合司会・坂下 浩康)