【号外】楽しいジャングル「名古屋オフライン」記 |
隣に座っている姪っ子がスマホを見ながら言った。
センバツ準決勝第3試合。
花巻東と優勝候補筆頭の大阪桐蔭の一戦は2回を終わって9対0と、高校野球は何が起こるか分からない。つってもさー、無理でしょこれは。ケチョンケチョンのケチョンまでいってるでしょもう。という切ない展開。最後の最後に1点だけ取って球場内から温かい拍手とか……ヤダなあ。
8時にポートメッセなごやに入ってから6時間が経過。俺は改華堂・小川さんのご厚意で『OFF LINE BUY AND TRADE』(http://offlinebuyandtrade.com)にお邪魔していた。
高〜〜〜い天井からビッシビシでもなく程よい明かりが注ぎ込む会場内は、バイクだクルマだチャリだパーツだ古着だといろんなブースが密集したジャングルになっている。
夏になると俺の田舎の岩手県宮古市にある宮古魚菜市場には、地べたにゴザを敷いて座った地元のおばちゃん達がトウモロコシとか枝豆とか桃とか梨とかを売るエリアが現れるんだけど、そんな感じ。近いの。売ってる人と買う人が。
物理的な距離も近いけど気持ちも近い。
行ってみないと何があるか分かんない。宝物が見つかるかもしれない。欲しい物がひとつもないかもしれない。でも、オフラインの空気が好き。って空気が地面から高〜〜〜い天井まで充満している。
オラのちっちゃいブースにもぱらぱらとお客さんが来てくれた。1人も来ないで大阪桐蔭の容赦ない追加点が入る度に、もういいじゃん!とか言いながらコーヒー飲んでる時間もあった。
でも、居心地がいいっつーのはこういうことを言う。
こんな素敵なイベントを作り上げた小川さん達には感謝というか尊敬しかない。
ありがとうございました!
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