更新後記 VOL.127 |
群馬に行った帰り道、大学時代4年間バイトとして使ってもらったお店に寄った。
津波の時に心配して電話もらったりはしたけど、お店に行くのは10数年ぶり。
内装関係で、店舗でカーテンやじゅうたんを売りながら、一戸建てからマンションまで内装工事の手配もしている。
埼玉県上福岡市。
場所は変わってないけど駐車場がドラッグストアになっていた。
でも昔と変わらない看板が掲げられている。
懐かし〜。
実家っつーより母校みたいな感じ。
実際、女社長を筆頭に職人さんやたくさんの先輩に会っていろいろ教えてもらったから母校だ。
「オラはここの卒業生だ」と胸を張れる母校だ。
俺が大学の時はいくつだったんだろう社長は。
今は70とか80とか?
都内から白いシーマ(伊藤かずえが乗ってるヤツ)で通ってたけど、さすがに今はたまに来る感じなんだろうな。
と、思いながら「こんちゃーっす」と中に入ると事務員さんがいて、「むかーし、ここでバイトさせてもらった坂下……」と説明しはじめてすぐに社長が顔を出した。
「うおーっ! 社長——っ! お久しぶりです!」
「なに? 誰かと思ったらアンタかい!」
社長は一撃で思い出してくれた。
社長は会長になり、83歳になって、クルマはシーマからフーガになってたけど変わらず元気でチャーミングで、もともと小柄な人だけど久しぶりでも「縮んだ。ちっちゃくなっちゃった……」って感じがまったくない。
職人さんたちは元気なんだろうか。
強烈なキャラで名物職人的だった2人が亡くなっていた。
辞めた人もいた。
でも社長とずーっと仕事をしている人もいて、今日現場に入っている人もいるという。
「ちょっと電話してみよっか!」
つって社長が電話を掛けた。
わーい。
まさか望月さん(実名)とも話せるとは思わなかった。
母校と先輩。
たまには会いに行かないと。
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レディース & ジェントルメン & ザス!
いつも。
ときどき。
今日初めて。
すべてひっくるめて、読んでいただきありがとうございます。
社長の愛唱歌は『カスバの女』です。(総合司会/有限会社インテリア田中卒・坂下 浩康)
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