伊澤 靖弘 & Harley-Davidson FXSB(2016.04.10) |
Q1:バイクに乗ろうと思ったキッカケっていうか、影響受けたモノは?
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
★ 1 ★
まだ免許がなかった高校時代、XJとGSXRに乗ってるバイト先の先輩の後ろに乗せてもらった時の、加速感。
『MADMAX』のジム・グース。
★ 2 ★
絶対に友達とかになれそうにない奴とも友達になれること。
★ 3 ★
20代の頃、BSAのGOLDSTARに乗っていたのですが、高速走行中シフトペダルが落っこちて、そのまま料金所まで走り切ってレッカーした時。
Z1-Rに乗ってた時、納車の次の日に渋滞中の環八をスリ抜けて飛ばしてたら、路上駐車の軽自動車のドアが開いた時。
V-maxに乗ってた時、高速道路でニュートラルに入らなくなり、そのまま目的地までクラッチ握りっぱで完走した時。
40歳の誕生日に免停喰らった時。
幸いその時その時の愛車は廃車になるような事故も故障もありませんでした。
今後もないように祈ります。
★ ★ ★
環七からちょっと入った路地裏のコインパーキングの車止めに座って伊澤さんを待っていると、日曜午後のけだるさ満開でコンビニに向かうジャージ姿の若いカップルとか試合帰りの少年野球小僧およびその父兄とか原チャリのオジさんとかチャリンコのオバさんとか地元の人が行き交う中、シュイイーンと水冷エンジンの音が聞こえて白バイが通り過ぎた。
うまーいこと死角になってる一方通行の出口とか(環七外回り馬込駅付近)コインパーキングの看板の陰とか(環七内回り長原駅入り口交差点付近)「そこかよっ!」ってとこに白バイはいるもんだけど、この路地裏は白バイの移動ルートになってるっぽい。
そこに伊澤さんが現れたんだけどナンバーは縦付けのままである。
「いや〜、どーなんすかねえ?」
どーもこーも俺に聞かれても困るんだけど伊澤さんの声、生で聞いたらやっぱシブいなあ。
伊澤さんとは昨年から連絡を取り合っていた。
カスタム完成待ちだったり修理待ちだったりがあって撮影はこの日になったんだけど、一番最初に電話掛けた時の声がガッサガサで、バンドやってるっつーからライヴで歌い過ぎ叫び過ぎての一時的なものかと思ったんだけどレギュラーでハスキーなのである。
もし俺が女の子で愛の告白をされるなら、ショーンKみたいな声でスラスラーッと言われるより、途切れ途切れにぎこちなく、しかもハスキーボイスで言われたい。
ハスキーボイスは恋の武器だ。
俺には確実にモテる。
俺にモテてもどうにもなんないが。
それはともかくナンバー問題に対する伊澤さんの対策は驚くべきものだった。
「俺がリトマス試験紙になろうと思って」
捕まったらどうなるのか。
100%キップ切られて減点されちゃうのか。
しばらくは取り締まる側も様子見な感じ。捕まっても「今回は警告ってことでね」とか暗黙の了解的なある程度の猶予期間があるのか。
たぶんネットでチャチャッと調べれば分かるだろう。調べないけど。
伊澤さんも調べれば分かるんだろうけど調べずに、敢えてパトカーや白バイが待機しているエリアを流したり、白バイと遭遇したら付かず離れずな距離でランデヴーしたりしているというのだ。
強ェーーッ!
そうだ。
恋も取り締まりも実地試験。自分で体験するのが一番強ェんだ!
でもまだ残念ながらかまってもらえてないという。
今白バイが通りかかったらいいコネタページが出来るのになー。
でも1時間かそこら伊澤さんとヨタ話をしている間に白バイは現れなかった。
リトマス伊澤の挑戦は続く。
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なめやんこと伊澤さんは『The Backbreakers』(https://www.facebook.com/backbreakers4649/?pnref=story)のウッドベース担当です。
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