杉山 崇史 & Lambretta 150 LI-1(2010 0728) |
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
高1の時、雑誌で見かけちゃってからずっと。
★ 2 ★
キック1発。
★ 3 ★
代車でお借りしたオフロードなバイクにまたがったまま、同じ信号待ちで2回すっ転んでの骨折。
★ ★ ★
「紹介したいランブレッタ乗りがいます」
ランブレッタ長藤君(http://youWbike.exblog.jp/11724489/)からメール。
そこには携帯の番号と最寄り駅、そして名前が書いてある。
「ターザン」
……出た。
つか、もう慣れた。
長藤君の回りに蔓延するランブレッタ・ネーム(相撲でいうところの四股名)
すぐに電話を掛けてみる。
「ターザン君ですか?」
「はい」
通った。
ターザン君の住む街「ターザンタウン」(仮)
僕は撮影場所として公園的なところを目指す傾向がある。
改札を出て、地図を見ながら「ターザンパーク」(仮)を目指す。
だいたいこのパターンで毎回いい感じなのだが、思った以上に狭かったり、回りを住宅に囲まれていたり、入り口に柵があってバイクを入れられなかったりすると、ロケハンは一気に難航する。
僕が夢見た「ターザンパーク」(仮)は存在しなかった。
いや、公園はあったんだけど「ターザンパーク」(仮)じゃなかった。
参りんぐ。
団地のごときを却下。
お寺のごときも却下。
と、うろうろしていると、駅に通じる道を女子大生のごときがやたらと行き交っていることに気が付いた。
なんだ。
どいつもこいつも遊びに行くみたいなカッコじゃないか。
「勉強するカッコってどんな?」って聞かれても困るけど。
ロケハンを続けていると銭湯の先に女子大を発見した。
ここが女子大生の巣だったのである。
足で稼ぐ。
やはり捜査は靴底をすり減らせてナンボだ。
ターザン君を撮る場所を決め、女子大通り沿いにある薬屋の前で待ち合わせることにした。
しかし薬屋は定休日だった。
閉まっている薬屋に用事がある人はいないわけで、そこに立っている理由がイマイチ一般人に、というか女子大生に伝わりにくい状況。
自慢じゃないけど、これじゃちょっとした不審者である。
早く来てくれターザン!
助けて、ターザン!
ビリッビッビッビ〜。
通報される前にターザン君がやってきた。
すかさず移動。
バイクを降りたターザン君は、僕の想像していたターザン感とはだいぶ違う。
もじゃ系。または、むくじゃら系。
つまりヒゲもじゃか毛むくじゃらで、ゴツめで元ラグビー部な感じを想像していたのだが、そもそもターザンって毛むくじゃらじゃないですね。
聞けば、ターザン君はヒョウ柄シート愛好家なので「ヒョウ柄→ターザン」ということらしい。
ターザン君は、杉山君。
ターザン杉山。
その響きはサンダー杉山にも似て。