号外 君は『音楽と人』を見るだろう |
溝の口。
エリアの広さに対して異常に多いパチ&スロ屋が立ち並ぶ街。
通りすぎる人々に雑に扱われている感じがする街。
駅のホームに焼き鳥臭が漂ってくる街。
いい街だ。
8月3日。
僕は溝の口で人を待っていたのだが、メールでの集合時間のヤリトリ(notヤキトリ)で行き違いがあり、30分ほど時間が空いたので「ノクティ」という、ゆるキャラみたいな名前の付いたデパートの本屋に行くことにした。
何かが読みたいわけでも、何かをチェックしたいわけでもない。
「俺は純粋に立ち読みしたいんじゃ!」
と、男らしく言ってみた。
でも立ち読みは男らしくもなんともない。
それはともかく本屋に着いて音楽雑誌コーナーをうろつく。
あれ?
でっかくなってる。
手に取ったのは、月刊『音楽と人』。
わははは。そうそう。
怒髪天の増子さんがセイジさんを語っている。
ぱらぱら。
相変わらず飲んでる的な。
モーサム百々君のコラムも続いている。
ぱらぱら。
お!
「プチ広告広場」というページで手が留まった。
個人・法人問わず、1枠10,000円で広告を出せるという企画だ。
しかも、まだ始まったばかりの企画なのか、見開き24個に区切られたブロックにはまだまだ余裕があり、溝の口的にいうと「空き台が目立つ」状況である。
よし!
今すぐこの空き台に座ってドル箱山積みに出すぞ!
じゃなくて広告出すぞ!
乗った!
速攻でプチ広告だ!
すぐに問い合わせメールを送る。
締め切りや入稿方法を教えてもらい、知り合いのデザイナーちゃんにボランティアで入稿データを作ってもらった。
担当は樋口さんという方だった。
入稿後、「ブログで紹介したいので表紙の画像を送って欲しいんですが」とリクエストしたら、今日、最新号の表紙画像が届いた。
そこにいたのは……なんと、ベンジー!
もちろん、次号の特集や登場するアーティストなんか知る由も、知る気もなく打った広告なので、表紙は誰でもいいっちゃあ誰でもいいわけだが、よりによってベンジーとはうれしすぎなのである。
浅井さん、プチ広告見てくれたかなあ。
ということで、どんな広告になってるかは、『音楽と人』10月号をご覧ください。