田村 陽 & YAMAHA VMAX |
Q1:バイクに乗ろうと思ったキッカケっていうか、影響受けたモノを全部おせーて。
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時のこと、おせーて。
Q3:史上最悪の出来事をおせーて。
映画『ハーレーダビッドソン&マルボロマン』『ルーキー』『ターミネーター』『マッドマックス』。
BLANKEY JET CITYの『CBjim』『ガソリンの揺れかた』『ダンデライオン』のPVの中村達也。
浮谷東次郎、ワイン・ガードナー、舘ひろし。
マンガ『バリバリ伝説』『特攻の拓』のアモー、『湘南純愛組』のフミヤ。
佐藤信哉、そして、うちのじーちゃん。
なんだかんだカッコエエ人はみんなバイクに乗ってました。
★ 2 ★
大好きな彼女とブランキーのラストダンスの帰り道、一緒に『SATURDAY NIGHT』を熱唱したこと。
あの時、ブランキーとバイクと彼女が永遠になりました。
★ 3 ★
東北道を走るたびに豪雨、豪雨、豪雨で嵐。
天気にゃ勝てないわ。
おかげで負け方を学びました。
雨だって?
関係ないって!!
★ ★ ★
冷たい鉄の塊が熱くなってゆく時、僕達には未来も過去もない。
これは、BJC時代にベンジーが残した名言だ。
冷たい鉄の塊が熱くなってゆく時、僕達には未来も過去もない。
あまりに名言なのでもう1回言ってみた。
この言葉は、バイクに乗ってる瞬間そのものだ。
走る時。
アクセルを開ける時。
冷たい鉄の塊が熱くなってゆく時。
そこにはホントにホントに未来も過去もないなあ、って思う。
でも、バイクに乗ってる瞬間の頭の中は100%楽しいだけだったり必死なだけだったりするから、「今の僕には未来も過去もないなあ」って思いながら走ったことはないけれど、降りて、さっきまでバイクの上にいた時のことを思うと、「冷たい鉄の塊が熱くなってゆく時、僕達には未来も過去もない」という真実がじわじわ押し寄せて来て身動きできなくなり、呆然とすらしてしまうのである。
この真実をこの言葉で伝えることが出来るのは、世界中のバイク乗りの中でも1人だけ。
ベンジーしかいない。
写真は4月24日、田村君の仕事場の割と近くで撮らせてもらいました。
撮影後、田村君を誘ってジョナサンに行った。
「なんでも好きなモノ頼んでいいよ」(でもジョナサン)と言うと、田村君は「メシ食ってきたんで」ってことでスイーツを。僕はまだ3日目って感じでしゃべりも動きもぎこちないパートのオバちゃんにベンジー調で「冷麺」と注文した。
冷麺は予想以上に美味かったのだが、セットで付いてきた焼き肉丼が食べ切れなさげなので田村君に託すと、さっきメシ食ったばっかとは思えないスピードでペロリと平らげてくれた、見事なペロリと平らげっぷりで。
人がペロリと平らげるのを見てると、なんだか幸せな気持ちになるよね。